【Undertale】あーっ…もしかして私転生しちゃった感じ？

＊じゅういち ページ12

フリスクと手を繋ぎながら、イセキを案内してもらった。

自分より少し小さい手は、とてもあたたかくて…夢ではないことを、改めて実感することができた。

UNDERTALEのゲーム内とパズルは全く同じだったが、自分自身の体を使って、パズルを解いていくと…また、別の視点でパズルを楽しむことができた。

トリエルが壁に書いてくれていた印は、実際に見ると本当にわかりやすすぎるくらい大きく書いてあって、笑ってしまった。

針の道は…魔法でできているのだろうか……先端を触っても全く痛くなく、絶対にケガをしない安全なパズルになっていた。

イセキへの道のりは、長いようでとても短く感じた。私にとっては、全てのパズルが新鮮で新しいものに思えたからかもしれない。

フリスク｢よしっ…あそこにみえるのが、ボクがすんでいるお家だよ！｣

｢わぁ……！！！！｣

堂々とした佇まいと、雰囲気に圧倒されて思わず声が出てしまった。

ゲーム内で見るよりも、断絶迫力がある。現実世界にいたら、まず見ることはない風貌の家だ。

そして、可愛いらしい家という印象も強い。とても素敵だ……。

フリスク｢えんりょしないで、入ってどうぞ。｣

フリスクが家の中に誘導するように、腕をやさしく引っ張ってくる。

｢お、お邪魔します……！！！！｣

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