ルーキー時代 ページ6
『5番、レフト、谷口雄香…』
ボクをアナウンスする声が聞こえる。
それと同時に、
『やめちまえー！！』
『引っ込んでろー！！』
そんな野次が、いっぱい聞こえる。
ボクがルーキーで、スタメン出場した日だ。
開幕してから１ヶ月ぐらい経っていたこの日。
ボクはもう、一軍で試合に出ていた。
だけど、ファンの人に野次を飛ばされて、
正直辞めたいな…とも思っていた。
先輩方が優しい人ばかりだったから、ボクはやっていけたのかな…？
試合前、監督はよく『野次なんか気にするな』と、声をかけてくれたものだ。
ある日の事だった。
その日も、ボクはスタメン出場していた。
二打席目。
ピッチャーが投げたボールが、ボクの顔面におもいっきり当たったのだ。
ものすごい衝撃がして、その場に倒れ込んだ。
口の中に、鉄の味が広がった。
鼻から、血がポタポタとたれた。
ピッチャーは、申し訳なさそうに、帽子を取っている…。
審判、コーチがボクの元に走ってきた。
『これだから女はーー！！』
『交代しろー！！！』
また、聞こえる野次。
審判「起きれるか？」
ｺｰﾁ「大丈夫？無理はするなよ…」
「だ…大丈夫…！」
ボクはなんとか立ち上がった。
よろよろと一塁へ歩いた。
気づいたら、口から野次に対して答えていた。
また、次回に続きます！
僕は今日から高校生ですので、更新が遅くなるかもしれませんが、宜しくお願いいたします…。
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めだま - けーんーたーさん» おぉwありがとうございますw頑張って書きます！ (2019年4月5日 8時) (
レス) id: 7de534ab81 (このIDを非表示/違反報告)
けーんーたー - 続きが楽しみだ〜！自分も小説に手を出してみますかね笑笑 (2019年4月4日 23時) (レス) id: 09690ecee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めだま | 作成日時：2019年4月4日 11時
