『進撃の巨人』誇り高き赤き鷹【リヴァイ】《サイドストーリー》パート2 (ページ6)

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訓練兵調査5 ページ6

キース「では、確実並べ！」

立体機動適性訓練用の大きなブランコ(？)につく訓練兵
ルルーノたちは後ろに並ぶ

3つあるうちの一番奥のブランコに並ぶ

『・・・』

ルルーノは食い入るように見ていた

『(私達が並んでいるブランコ・・・おかしい・・・一人もできていない・・・なぜだ？)』

そうルルーノたちのいる奥のブランコを使っている人々は
顔面からコケたり
後頭部を強打していた

『み・・・皆さん・・・頭を・・・打ってる・・・痛そうだよ・・・』

フルフル震えるルルーノ

エイト「あぁここの列にいるのは立体機動が上手く扱えない奴がならんでるからだよ」

ソーマ「でも、失敗する奴多くねぇ？」

『な・・・なるほど・・・』
『 (いや・・・違う・・・いくら立体機動が下手でもこうはならない・・・
ブランコに損傷があるな・・・
まぁやってみない事にはわからないけど・・・)』

カロン「なんか・・・おかしい・・・」

カロンも眉をひそめた

「あのブランコとうとう呪われたか？www」
「バケモノが2体いるかならwww」

『(耳障りな・・・人間はどうしてこう・・・自分より下と思っている人間にボロクソ言えるのか・・・
自分より上と思っている人間にはグウの音も出ないくせに・・・)』
『はぁ・・・呪われてるんですかね？』

ソーマ「え？呪いなんてあるわけねぇだろwww」

エイト「何か聞こえてきたの？」

『あそこから《呪い》って言葉が聞こえてきて』

先程コソコソと陰口を叩いていた奴らの方を指さすルルーノ

「ちっ・・・なんだよ・・・きこえてんのか？」
「地獄耳とか・・・気持ちわりいなぁ」

キース「そこ！何を話している！！」

キースはカッと目を見開き陰口を叩いていた奴らの背後に立っていた

『(さすがキース教官・・・気配がなかった・・・)』

心の中で褒めるルルーノ

キース「では次！」

『わ、私やってみたいです！』

エイト「敬語・・・」

『はっ！ごめん！
・・・カロちゃん・・・いい？』

カロンに怪我をさせたくないためルルーノはカロンに言った

隣のブランコは次の訓練兵がいなかったためエイトとソーマがついた

カロン「うん・・・いいよルルちゃん・・・」

『ありがとう！
じゃぁ行ってきます！』

カロンは快く返事をした
ルルーノはその返事を聞きルンルンとブランコへ向かった