『進撃の巨人』誇り高き赤き鷹【リヴァイ】《サイドストーリー》パート2 (ページ45)

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訓練兵調査42 ページ45

セス「・・・」
セス(笑った？

・・・俺の気持ちを伝えないと
ルルーノに・・・)

セス「ねぇ、ルルーノ、ちょっといいかな？」

ソーマ「！？」
エイト「！」
カロン「！？」

『いいですよ』

ルルーノはニコニコと笑いながらセスに近づく

パシッ

ソーマ「行かせねぇよ・・・」

ソーマは真剣な目をしてルルーノの手を掴んだ

『大丈夫・・・この人は・・・大丈夫だから・・・』

ルルーノも真剣な目をしてソーマを見た

エイト(・・・どうして何もしてこないと言いきれる？

確信を持てる《何か》を掴んでいるのか？)

カロン(ルルちゃんのあんな目・・・初めて見たかも・・・

本当に信じて欲しいんだ・・・)

『わかった・・・

じゃぁこうしよう・・・

セスさんは信用しなくてもいい』

セス「・・・」
ソーマ「！？」
エイト「・・・」
カロン「？」

『セスさんを信用している
《私》を信じて・・・』

セス「・・・！」
ソーマ「・・・」(ﾟдﾟ)
エイト「・・・」

カロン「！

・・・
わ、わかった・・・

私は《ルルちゃん》を信じる・・・」

カロンはルルーノを見つめる

『(あら、いい目をしてくれるじゃない・・・)』

ルルーノはカロンから目を離しソーマとエイトを見る

ソーマはルルーノの手を離す

ソーマ「わかった・・・
俺もルルーノを信じる・・・

おい、セス・・・
てめぇルルーノになんかしてみろ・・・
ぶっ潰すかんな・・・」

ソーマは眉を寄せ
セスを睨む

エイト「その時は俺も参戦するから・・・」

エイトもまたセスを睨む

セス「《俺は》何もしない・・・」

『ありがとう三人とも・・・』

ルルーノは優しい微笑んだ

セス「ここじゃぁあれだから・・・」

『わかったよ
あくあ・・・』

おいで・・・と手を差し出すルルーノ
馬はルルーノの側による

セスも馬を連れ

二人は馬を連れ森の少し奥へ入っていった

エイト「セスを信用している私を信じて・・・か・・・」

ソーマ「なんか・・・すげーな・・・」

カロン「セスさんは・・・信用して・・・いいのかな・・・？」

エイト「それは俺たちが個人で決める事だ・・・

俺はまだ信用してない」

ソーマ「俺だってそうだ」

カロン「・・・」

カロンはもう見えないルルーノ達の入っていった森を見つめた