8話 ページ8
成瀬くんが私の後ろの席に来て
ますます話す機会が増えた
瑚太郎「ねぇねぇ！西園寺さんそういえば音楽やってるんだっけ？」
「あーそうそう！」
瑚太郎「じゃあ吹奏楽とか入るの？」
「うーん大勢でやるのは考えてないんだ〜」
成瀬くんは少し首を傾げる
瑚太郎「どゆこと？」
「私は1人でピアノを弾きたい。私だけのピアノの音を誰かに届けたいんだ」
は！やばいなんか私、俗に言うクサイヤツ？！
(匂いじゃないよ)
瑚太郎「す、すげー！！カッコイイよ！」
「え！」
瑚太郎「俺も同じ事思ってたかも！」
「…」
成瀬くんがあまりにもキラキラした顔でみるから
ビックリした。
瑚太郎「良かったらさ…」
？「西園寺さーん！」
「え？」
全く知らない2人組が私達の元へやってきた
同じクラスではない。
明るい髪色、キツイ匂い、濃い化粧
ギャルだわ
本物だ
「な、なんでしょう」
？「あっごめんね！私、舞！この子は紗良！横のクラスなんだけど、西園寺さんと話してみたくて！」
舞「ちょっといいかな？」
紗良「あっちでお話しよーよ！」
「え？！」
私はその2人に連れてかれた
「ここって、非常階段？」
舞「そ！あんまり人来ない方がいいと思って！」
嫌な予感がした。それはまもなく的中する
紗良「あんたさ、瑚太郎くんとどういう関係？」
「はい？」
まさか、こないだクラスの子が言ってた
瑚太郎ファンってやつか！？
「いや、私はただのクラスメイト…」
舞「じゃあ、うちらさの前から消えてくんない？」
消えろって言われましても？！？！
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りんりん - とても面白かったデス！ (2021年5月3日 22時) (
レス) id: 2410859d7e (このIDを非表示/違反報告)
満月 - コメント失礼します。すごくおもしろいです！できれば続きが読みたい！です！ (2020年8月22日 22時) (レス) id: 23b0a2d9ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セピ
| 作成日時：2020年5月3日 1時
