君の声で奏でたい！【名前変換オリジナル】

27話 ページ27

文化祭は、あと1ヶ月程でやってくる


私達のステージは30分程あるらしく
全部オリジナル曲という梨花ちゃんの無茶ぶりに
私達は困らされるのであった。



瑚太郎「涼音、今日裕太家の用事で練習来れないらしいから2人で練習しよっか」


「うん、そうだね！」







放課後
私と瑚太郎は練習場所に向かうため
2人で帰っていた。









瑚太郎「そういえば、涼音は彼氏いないの？」




瑚太郎は顔色変えずに聞いてくる。



「いないよ！いるわけないじゃんか！」




思わず焦って返す私





瑚太郎「そうかー」


な、なんだこいつー！




「ど、どうしたのいきなり…」





瑚太郎「涼音…曲書いてみない？」





「え？」




瑚太郎「30分あるなら少なくとも4曲はやらないと行けない、全部俺が作るのも時間がかかるだろうし…」




確かにそうだった。
私は瑚太郎に任せすぎで、何もできてない





「でも、曲なんて…」




瑚太郎「涼音ならかけるよ。」




瑚太郎はいつも落ち着いている。
そのくせ一緒にいると楽しいし
クラスメイトにも人気があって
顔もかっこいいし可愛い…



そんな人にここまで頼まれては
断れないよ




「やってみるよ！！」





瑚太郎「うん、一緒にがんばろう！」




私は

この人とならなんでもできる気がした。






瑚太郎「橋本さんの希望でラブソングをやって欲しいって言われたんだけど、涼音書ける？」





「ラブソングならoyanziでよく聞くから!!!」





瑚太郎「説得力無いなー(笑)」





「うるさいっ！」









西園寺涼音、高校2年生

ラブソング書いてみます！

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