逆先夏目『苦しい1』(砂糖)リク ページ18
猫月椿様のリクエストより逆先夏目くんです。
付き合ってます。
夢主side
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「つむぎ先輩聞いてください、夏目くんが最近私のこと避けてるんですよ〜⋯!!」
つむぎ「そうなんですか?」
先輩は衣装作りの手を止めて私の話に耳を傾けてくれたので、つい今の気持ちがどんどん出てしまった。
「そうなんです!前までは毎日私の教室に来てたのに、登下校一緒だったのに、それがないんです⋯」
つむぎ「う〜ん、何か理由があると思いますけどね」
「⋯私を嫌いになったとか?」
一番考えたくないことだが、それが一番ありそうで怖い。不安な気持ちを抑えつつ口にすると先輩は優しく笑いながら答えてくれた。
つむぎ「それはないと思いますよ?夏目くんはAちゃんのこと大好きですから」
「え〜、そうですかね⋯。前までは好きだったからといっていつまでも好きとは限らないじゃないですか〜」
つむぎ「じゃあAちゃんは夏目くんのこと嫌いになるかもしれないんですか?」
「それはないです」
きっぱり答えると先輩はそれをわかっていたかのように笑った。
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つむぎ「そうですね⋯。俺が聞いても夏目くんは答えてくれないでしょうし、Aちゃんが直接聞きに行ったらどうですか?」
*
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そして今、つむぎ先輩のアドバイス通り直接理由を聞くために夏目くんを呼び出した。
夏目くんはいつも通り笑みを浮かべているが、どこかぎこちない。
夏目「それで、用って何かナ?」
「⋯⋯なんで最近、私のこと避けるの?」
夏目「⋯避けてなんかないヨ」
視線を逸らし俯く夏目くん。やはり避けてはいたようだ。
怖くて震えそうになる声を絞り出して聞く。
「お願いだから、嘘つかないで。私のこと、嫌いになったの?そうならそう言って」
夏目「違う。」
食い気味に答えられて、疑問と困惑と不安が入り交じる。言葉に詰まっていると、
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_____熱を帯びた瞳が、私を捉えた。
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ラッキーカラー
あずきいろ
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理音(プロフ) - ☆アスカ☆さん» こんばんは!お返事遅れて申し訳ありません。了解しました!遅くなるとは思いますがそれでも良ければ書かせていただきます、ありがとうございます。 (2019年11月20日 22時) (レス) id: 8e86f2162d (このIDを非表示/違反報告)
☆アスカ☆(プロフ) - こんばんは(^-^)/リクエストします。レオ君相手で内容はおまかせで涙多めと砂糖多めの二種類お願いしますm(._.)m (2019年11月12日 19時) (レス) id: bf7dd3bfe3 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - ヒナコさん» ありがとうございます!!実はコメント頂いた日にヒナコさんの有り難い言葉を見まして、天満光くんのお話を書きました。大好きだとずっと読んでると言ってくださり、そして長らく更新していなかったにもかかわらずコメントしてくださりありがとうございます! (2018年12月14日 22時) (レス) id: 8e86f2162d (このIDを非表示/違反報告)
ヒナコ(プロフ) - 今でもこの短編集大好きでずっと読んでます! (2018年12月9日 16時) (レス) id: 2c23b98d04 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - イカさん» えええめちゃくちゃ嬉しいです!!ありがとうございます!!!書きたいなと思っているキャラがいるのですがその人のストーリーをあまり読んでいないのでとても遅くなると思います。あまりに遅くなる場合は他のキャラで書きますので気長にお待ちいただければ嬉しいです! (2018年5月31日 18時) (レス) id: d0426cb47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:理音 | 作成日時:2016年10月30日 21時