【あんスタ】☆毎日キラキラ短編集☆

☆姫宮桃李☆　激甘【リク】part１ ページ5

桃李くんside

う〜・・・。


最近、(人１)と弓弦の仲がよすぎて
腹が立つ。



伏「えっと、(人１)さんにはこれを
　 お願いできますか？」

あ「おっ！大変そうだけど頑張って
　 みるよ〜。」

伏「もし、何かあったら私に
　 言ってくださいね。全力で補佐
　 させていただくので。」

あ「ふわ〜、伏見くんカッコいい〜。
　 王子様みたいだね〜。」




・・・ほらね。


僕の目の前でこんなに仲良く話してる。



(人１)の王子様は僕なのに。



(人１)にカッコいいって思われるのは
僕だけがいいのに。



そんな風に１人でふてくされてると、

あ「桃李くん、どうしたの？
　 具合悪いの？」

なんて言って僕をのぞきこむ(人１)。



本当は心配してもらってすっごく
うれしいのに-----------



素直になれない僕はつっけんどんに
言葉を返してしまう。


本当は弓弦みたいにやさしく話して
あげたいのに----------〜

本当は(人１)が僕にかまってくれなくて
寂しかったって伝えたいのに-------



姫「はぁ？べっつに〜。」

あ「そう？」

姫「大丈夫だって言ってるじゃん！！
　 庶民のくせに僕を疑うの？」

あ「・・・・・わかった。」


そう言ってまた弓弦と話しはじめる(人１)。




あ「こっちの方が良さそうっ！！」

伏「ふふっ、そうですね。いいと思い
　 ますよ。転校生さんはセンスが
　 よろしいんですね。」

あ「そんなことないよ〜。
　 ・・・ただ、みんなの魅力がね、
　 最大限に活かされるようにって。」

伏「なるほど。そうですね、きっと
　 皆さまならお似合いになる
　 でしょうね。」

あ「何言ってるの？伏見くんだって、
　 最っ高にカッコよくなるよ！！
　 まぁ、もともとがカッコいいんだ
　 けどね！！」


姫「・・・・ちょっと(人１)、
　 僕ときて。」



僕は(人１)の腕をひいて、学院の
裏庭に向かった。


途中、泣きそうになったけど必死に
耐えた。

カッコ悪いとこなんて見られたくない。



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主人公side


なんか、さっきから桃李くんの様子が
変な気がする・・・・・。

なんていうか、怒ってる？
不機嫌オーラがすごいんですけど！？

あ「あのぉ〜、桃李くん？
　 何についてそんなに怒ってるの？

桃「うるさいっ！！黙ってついてこい！」

あ「・・・・・・・。」

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