ヒロアカヒーローに憧れた少年 (ページ9)

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8話ページ9

「守沢くん！守沢くんの個性のこと教えてくれないかな？」
『む？いいぞ！俺の個性は炎だ！単純だと思うかもしれんが炎から武器をつくったり周りの空気や風を熱風にしたりできるぞ！』
「所謂チートってやつか！うわぁすごいなぁ。爆豪くんになんか言われそうやな」
『む？なぜだ？何かやってしまったのか？』
「かっちゃんは一位になりたがってるからね」
『そうなのか？あっすまない俺はこっちなんだ。』
「あっぼくも」
「そうなん？じゃあ明日のホームルームで！」
「うむ！またな！」

『緑谷。指大丈夫なのか？』
「うっうん。リカバリーガールに治癒してもらったんだ！」
『そうか』
「あっ！そうだ！えっと、入試の時にポイント分けようとしてくれてありがとう！」
『む？いやあの時俺は間に合わなかったからな。
自分はポイント持っていないのにしかも個性の制御も効いていない状態で立ち向かう。緑谷きみは相澤先生にはヒーローにならないと言われたがおれはなれるとおもうぞ！おっと俺はこっちだからな、じゃあな！』
「えっえっうん！あっありがとう！守沢くん！」
(守沢くん本当にヒーローみたいだな。いや、たぶん、大変な経験をしているからこんなことができるんだ。僕もがんばろう！)
(くそぅ。たしか今日は茄子が夕食に出てくるんだよな...緑谷にああは言ったものの。くそぅヒーローたるもの克服してみせるぞ！)