よく家に遊びに来る弟のお友達くん【キッド】 (ページ8)

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美味しいクッキーページ8

キッドside

ドキリと心臓がはねた。びっくりした……
エースめ……くすくす笑ってやがる……

Aさんは頭のうえにハテナを浮かべていた。

ル「これは……クッキーだぁーー！！！！！」

テーブルの上にはできたてほやほやの美味そうなクッキーがならべてあった。

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Aside

みんな今は私のクッキーを食べている。
みんなを呼んだ時にキッドくんだけが私の声にめっちゃとびついて驚いてたけど……びっくりさせちゃったかな？なんて

私の座っている椅子の向かいにはキッドくんが座っていて私の横に座っているルフィやエースのようにぼりぼりこぼして食べるのではなくキレイに一欠片も零さず食べているまぁ、それはロー君もおなじなんだけどね。

でもなんだか綺麗だなーって思ってしまって、

貴「美味しい？」

頬を肘につけながら彼にに聞いてみた。

キ「……美味しいです。」

……びっくりした。てっきりまたあの2文字の答えかと思っていたのに。まぁ、2文字以外にも人は喋るもんね、でもなんか嬉しい。
それは嫌われなくなったのかな？と思ったからだろうか。

エ「はっぱり、Aのひょうひは、ほうぃひぃいな！(やっぱり、Aの料理は、美味しいな！)」

貴「ありがと。でも食べてから喋ってね〜」

ロー君は相変わらず無口だけど、美味しそうに食べる様子を見て、つくったかいがあったなと思った。