よく家に遊びに来る弟のお友達くん【キッド】 (ページ11)

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気持ちページ11

キッドside

Aさんにクッキーをたべさせてもらったあの日からおれはこの心臓のきゅぅぅぅってなる原因を調べることにした。

〜学校にて〜
ル「おーいーギザ男！お前最近うかねぇ顔してねぇか？」

キ「そうか？……まぁ、ちょっとした困り事があってな、」

ロ「困り事？」

キ「あぁ。なんだか最近、心臓がきゅぅぅぅってなるんだ。」

ロ「……ほう？」

キ「それでだ、それが起こる時には必ずAさんと一緒にいるときなんだ。……でもなんできゅぅぅぅってなるか分かんなくてよ、」

ロ「お前は確か恋がしたことがないとかなんとか言ってたな、」

キ「……？あぁ、それがどうした。」

ロ「それが恋だ。」

キ「……はぁ！？なんでだよ！？」

ロ「それじゃぁ質問する。俺とAさんが付き合ってたらどう思う？」

……は？恋？どういうことだ。トラファルガーとAさんが、付き合う……あの笑顔がこいつに向けられるのか？

キ「……ぶち殺したい。」

ロ「その気持ちが恋だ。」

キ「……ﾎﾟｶｰﾝ」

ル「なんだよ〜やっぱりお前ねーちゃんのことすきなんじゃねーかよ！！」

ロ「そうだな笑」

おれは頭の整理が追いつかなかった。
でも意外とすぐに納得がいった。トラファルガーの説得力はえげつないな。にしてもあいつも恋したことあんのかよ？なんか笑える。

恋って分かればあとは簡単だ。

いつまでもうじうじしてねぇでAさんを俺のモンにしてみせる。

※前話での中でキッドの敬語が外れているのは親しくなった証拠です。