ホワイトデーに…【728／短編集】 (ページ3)

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オレンジキャンディー…Ryusei.O ページ3

流星side

＿20XX年3月14日

神父「大西流星さん。あなたは今、Aさんを妻とし、神の導きによって夫婦になろうとしています。

汝(なんじ)健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、敬い、慰め遣え、共に助け合い、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか？」

「はい。誓います。」

神父「Aさん。あなたは今、大西流星さんを夫とし、神の導きによって夫婦になろうとしています。

汝(なんじ)健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、敬い、慰め遣え、共に助け合い、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか？」

貴「はい誓います。」

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(帰宅後)

貴「今日からほんまに2人きりやんね…結婚式まで終わったんに、実感がわかへんなぁ…」

「なんでやねん笑
A、改めて俺の奥さんになってくれてありがとうな。」

そう言って、俺はAの手にオレンジキャンディーを置いた。

貴「改めて言われると照れるわぁ///こちらこそ旦那様になってくれてありがとうね。私、幸せ者やね。こんなに素敵な旦那様がおるんやから。」

そう、きっと…

いや、絶対に…

Aは

世界一“幸せな花嫁”やで。

＿fin.

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大西流星 × オレンジキャンディー “幸せな花嫁”