[忍たま]*.ﾟ忍者の卵とお姫様 2 *.ﾟ[愛され]

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ボブんっ


学園長「おほんっ、ゴホン…ゲホッゲッッホ、ゴホッ…」


団蔵「学園長先生、いつもの二割増で咳き込んでるね…」


学園長「そこっ！私語は慎むように！！！」


団蔵「は、はいっ！」


皆がくすくすと笑い出す


学園長「ゴホン。えーー、今回集まってもらったのは勿論、他でも無いわしの思いつきによるものじゃ！！」


横で控える先生達がげんなりとした顔で佇んでいる


学園長「これより1週間後、『忍術学園大縁日』を開催する！！」


全員「「「え〜〜〜〜〜〜〜〜！？！？」」」


学園長「各委員会毎に屋台を出し！全員浴衣を着衣！という訳で。これから1週間は準備期間じゃ！わくわくするような屋台、待っとるぞ〜〜い！！！以上、解散っ」


た、た、た、…



楽しそーーーーー！！！！！


みんな、特に下級生はきらきらと目を輝かせている


A「え、待って！！すっっっごく楽しそうだね！私屋台のご飯大好きなんだ〜」


潮江「ああ。学園長の思いつきの中では珍しく良い行事だな。」


立花「何でも裏事情は"学園長先生が夏祭りで楓さんと如月さんの浴衣を見たいから"らしいぞ」


A「そ、そうなんだ…」


七松「んーー。うちの委員会は何しようかなあ！」


A「あ、そうだね。一旦各委員会毎で集まった方がいいね」


よし、と頷きそれぞれ声掛けをして集合する


A「さて、私たちは何にしようか？」


ん〜とみんな首を捻るが、途端に楽しそうに笑いだした


伊助「うわぁ、僕めちゃくちゃ楽しみです！」


池田「俺も〜！！」


タカ丸「Aちゃんの浴衣が楽しみだねえ」


久々知「(それな！！！)」


A「えへへへ〜」


周りを見渡すとどの委員会も浮かれているようで、一段と楽しそうな声が聞こえてくる


伊助「あ。」


伊助が何かを思い付いたように声を発する


A「どうしたの？伊助」


伊助「それこそ、打ち上げ花火……なんて、どうでしょうか？」


全員「「「「「そ、それだあ〜〜〜！！！」」」」」

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