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土井「明日はアルバイトで朝が早いから、二人とも早く寝なさい。」
ご飯とお風呂を終えて、今はきり丸と二人で布団に並んでいる
きり丸「土井先生はまだ寝ないんスか？」
土井「少しやることが残ってるからな」
A「…じゃあそれは明日に回して、今日は3人で一緒に寝ましょう！」
土井「わっ！？」
土井先生の手を引っ張って布団の中に引きずり込む
土井「やられた…」
A「えへへ〜。いいじゃないですか、たまには」
きり丸「そうそう！」
土井「…そうだな、よし、今日は川の字で寝るぞ！」
きり丸「ははっ、俺には父さんと母さんがいないからから…。なんだか夢みたいです」
真ん中に寝転ぶきり丸が、私と土井先生の手をぎゅっと握りしめた
その姿をみたら、何だか胸が苦しくて。
思わずきり丸を抱きしめる
A「じゃあ今日は私のことをお母さんと思って？土井先生はお父さんだよ」
土井「そうだな。いくらでも甘えていいんだぞ？」
きり丸「ふふっ」
きり丸は嬉しそうに笑うと、すぐ様寝息を立て始めた
A「土井先生」
土井「どうした？」
A「こんなに小さな子供が親を亡くして、独りで生活費を稼いで。きり丸は普段、口には出さないけれどやっぱり当たり前に寂しいと思うんですよ。私、おかしいと思うんです。戦の絶えないこの時代が」
土井「…うん。それでも身を守るために戦わなければならない。凄く、難しい話だ」
A「私は、戦の無い世の中にしたい。武器を捨てて笑って生きていけるような日常を作りたい。その為にも、立派な女王となります。見ていてくださいね！」
土井「うん。おやすみ、Aちゃん」
寝転ぶ君の柔らかな髪を撫でる
こんなに大人びたこの子でも、やっぱり寝顔にはまだ
あどけなさが残ってる
この子はきっとこの国を背負って立つだろう
人に愛され、人を愛し、誰もが尊ぶ方となるのだろう
でも私は、母が恋しいと縋ったこの小さな手を忘れることが出来ない
"15歳"
その小さな肩に、全てを背負ってしまうにはあまりに幼い
この子が唯一泣きつける場所となるように、心の拠り所となれるように、私は努めよう
私と君の、年の差は十歳
おかしいよな、自分でも分かってる
でもきっとこの感情は『愛しい』という気持ち
これから先、どんな事があっても
どうかこの子に幸せを。
私の分まで君にあげるから
土井「いつの間にやら夜も更けたな」
私はふっと息を吹きかけ、灯りを消した
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林檎(プロフ) - ゆりあさん» ええええありがとうございます！！！！！こっから夏祭り編突入するのできゅんきゅんみ増すと思います！！ (2022年6月26日 0時) (
レス) id: a1b1016848 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ - もう好きいいいいいいいいいいいいいい！！、 (2022年5月16日 18時) (レス) @page36 id: ec02de9a8d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 林檎さん» コメント返してくださりありがとうございます！！ はい！！ 土井先生も恋愛要素バリバリ入れてくださいwww逆ハー大好きです！！ 更新頑張ってください！！ (2022年4月5日 0時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - あいさん» 度々コメントありがとうございます！！嬉しいです！♡やっぱり教職員だし土井先生を逆ハー要員に入れるか迷ってるんですけど、入れた方がいいですかね？返信お待ちしております！ (2022年4月5日 0時) (レス) @page26 id: 6d98623e39 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 今回も良かったです！！ 土井先生も襲ってきて、、、、www 今回も面白かったです！！ 続き楽しみにしてますね (2022年3月27日 0時) (レス) @page26 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年3月4日 1時
