八人 ページ10
石切丸side
どうやら、今日訪れる女も安定君が仕留めたらしい。
だが、何時もと違っているのは。
石切「･･･」
鶴「大和守も、正気か？こんな娘つれこみやがって･･･。」
石切「･･･本当だよ。」
鶴「まあ、いいさ。今頃、三日月の説教聞いて、もう少ししたらこいつを処分するはずだ。」
石切「そうだね。」
今日訪れ、命を奪われたはずの女がここで寝息を立てていることだ。
鶴「まあ、ただ殺すだけじゃ驚きも楽しみも糞もないからな！これもまた一興か！！」
石切「でも、簡単にここへ人間を上げたくはない。」
もう、こりごりだ。
人間に振り回されるなんて言うのは。
鶴「じゃあな。」
石切「あ、いってらっしゃい。」
鶴丸さんはそういって、まだ血痕を残している襖を横にずらしでていった。
石切「･･･はあ。人間と同じ空気を吸っているだけで気分がおかしくなりそうだ。」
そう、溢しまじまじと運ばれてきた人間を見る。
石切「長い髪･･･女の幽霊のようだ。」
長ったらしい髪を何となく退けてみる。
人間に触るなんて、不本意ではあるが。
石切「っ！？･･･なん、だ。この傷は･･･」
女の今にも折れそうな、
小枝のような腕には、
何本もの線が囲碁の目のようにはしっていた。
石切「傷跡が･･･古い。」
違和感を覚えその肌に触れれば、私は気づいてしまった。
そう、
気づいてしまったのだ。
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ふてんにぶおんぷ(プロフ) - 琥珀ノ神(≧▽≦)ﾆｺﾆｺ☆さん» ありがとうございます！！楽しみにしていてください！受験生なのに、のりで作っちゃいました･･･！ (2018年5月21日 19時) (
レス) id: 7ca422baae (このIDを非表示/違反報告)
琥珀ノ神(≧▽≦)ﾆｺﾆｺ☆(プロフ) - 夢主ちゃんがどんな風に明るくなっていくのか楽しみにしています！更新を待っていますね(≧▽≦)！ (2018年5月20日 23時) (レス) id: 0a61b9b9b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふてんにぶおんぷ | 作成日時：2018年5月19日 0時
