ねじまがった愛の受け取り方 ページ40
あれから数日たってもAの様子が変わることはなかった
学校内じゃ顔を合わせても自然と避ける
これまた、避け方がうまくて心に刺さるんだけどな…
ジャニーズじゃ俺たちが裏の顔を知る前のAとして振る舞う
唯一Aと話ができる時間だった
それでも…あの話をする事は出来なかった…
・
・
・
・
ある日、仕事の関係で帰りが遅くなった時だった
大「ただいまでーす…」
間接灯しかついていない玄関ホール
おそるおそる階段を上ろうとした時…
((ｶﾀﾝ…
離れの食堂から物音が聞こえた
俺はその音に驚き、一段しか上っていなかった段を踏み外した
((ｶﾞﾂﾝ!!ﾄﾞｽﾝ!!!
段差に膝を強打し、その拍子にしりもちをついてしまった
大「いってぇ…」
「何してんだ?大我」
不意打ちのどすの利いた声
大「あぁー!!!ごめんなさい!!もうしま((もがっ…!」
染「うるせーよ…。他の奴ら起きちまうだろ…!」
後ろから口を塞いだのはごつごつした手
声の主は染岡先生だった
大「せんせぇ…。何やってんですか…?」
染「とりあえず一緒に来い。話はそれからだ」
そう言って、半べその俺を連れて染岡先生は音にした食堂へ向かった
・
・
・
・
「あ、染岡。犯人大我だったのか」
染「こいつそうとうなビビりだぜ…」
薄暗い中に見えたのは５人の人影
その中で明らかな巨体は壁山さんってわかった
そして、染岡先生が俺から離れて全員が解ることが出来た
大「先生方…。何やってんですか?」
円堂先生に豪炎寺先生、鬼道先生と風丸先生、それに壁山さんと染岡先生
共通点が一切わからない…
円「飲んでたんだよ。最近の様子と昔の話を酒の肴にな」
大「え、そんなに前からの知り合いなんですか?」
風「あぁ。こう見えて、俺達同じ中学、同じチーム出身でさ」
『ま、鬼道と豪炎寺は転校生だけどな』って言いながら鬼道先生のわき腹をつつく風丸先生
壁「因みに、此処にあるチームなんすよ」
え…。えーっと…
こんなワイワイしているとこは…
大「雷門ですか?」
大当たりと言う様に全員が笑ってくれた
それじゃ…この人たちはAの先輩にあたるんだ…
ふと、あの言葉を思い出した
大「あの、Aの兄にあたる人って知ってますか?」
豪炎寺先生に尋ねられて事情を説明した
話を聞いた先生は悲しそうな笑みを浮かべた
鬼「それは、俺達の事だな」
大「え?」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藤咲ラン(プロフ) - 風丸と木暮と黄名子さん» ありがとうございます(*´▽`*)誘惑試験は書いててすっごく楽しかったですwジャニーズを知らないって人でも楽しめるような作品に頑張ってしていきますね！！これからも応援よろしくお願いします(^^♪ (2014年9月21日 7時) (
レス) id: 79d85b4706 (このIDを非表示/違反報告)
風丸と木暮と黄名子 - この作品好きです！ジャニーズは誰が誰かわからないけど、見てて面白いです！ふうま君不合格残念ですね(~△;))春ちゃん可愛い(≧▽≦)これからも頑張ってください！ (2014年9月21日 0時) (レス) id: 28858d430c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藤咲ラン | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/gareura
作成日時：2014年2月18日 21時
