言葉の矢【暗殺教室】 (ページ6)

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6話ページ6

「お？昼休みですね。先生、ちょっと中国に行って麻婆豆腐を食べてきます。

ああ、暗殺希望者がもしいれば携帯で呼んでください」

そう言って飛んでいく先生。

さて、昼休み。

なんですが・・・何も食べるものがありません。

ていうか、最近ろくに食べてません。

体重・・・落ちただろうな。

皆基本的に教室でお昼を食べる。

私が居たら空気も悪くなるし、私も皆が食べているのを見てお腹減っちゃいけないし外に出た。

『はぁ・・・』

〈ポンッ〉

また耳が出てくる。

私、この耳がなかったら今頃きっと皆と昼ご飯を食べて

帰りは駅で遊んで家に帰ったらお母さん達がいたんだろうなあ・・・。

お母さん達は、私が気持ち悪いから一緒に居たくなくて、仕事仕事の人間になった。

『ハハッ・・・親に気持ち悪がられる子なんて他にいるんですか・・・』

居ないよね、普通。

お母さん達は自分の子供が大切だよね。

もちろんお母さん達は陽斗には優しい。

普通の親だ。

『生きる意味・・・私の前世は見つけられたんですよね？教えてください。

耳については教えてくれたけど、こういうことは教えてもらってません』

この前世のことを知ったのは、夢の中でのこと。

忘れもしない、5年前の10/6のことだ。

私は昼寝をしていた。
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『A、A、お前に教えることがある』

急に呼ばれた私。周りを見渡せば、よく分からない空間に居た。

『誰・・・？』

『わしが誰だってどうでもいいだろう？それよりも、お前

、

、

呪いがかけられていることを知ってるか？』

『・・・は？』

何この人。巫女装束のお婆さん。

怪しい・・・。

『お前の前世、A姫は呪いにかけられてしもうての。

なぜなら、業親王からの寵愛を受けておったからじゃが・・・それに対しての恨みで女房から狼になる呪いをかけられた。

業親王は怖がりお前を捨てた。

捨てられたお前は悲しみで病気にかかり、若くして亡くなったのじゃ』

か、業？すごい名前・・・。

じゃなくて！！何言ってんの？本当に。

『そして、その呪いは今でも続いておる。狼になるのじゃが、もう1つの呪いも現世まで続いておるようじゃ。その呪いは・・・』

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目が覚めるとベッドで寝て居た。

『何この夢・・・変なの』

そう呟きもう1度寝ようとした時

〈ポンッ〉

『・・・え？』

「Aー遊ぼ、って何だそれ？！」