鈍感な彼女 ページ11
渚side
貴女「誰とでも大丈夫な心の広い人なんですね！」
勢いで告白しそうになってしまった僕。
でも、鈍感なAには全く気づかれなかったみたいで…………
なんだか拍子抜けしてしまった。
普通そっちの意味で捉えないって……。
貴女「私、先輩のそういうところ好きですよ！」
なんでそういうことを言うかな……。
絶対、僕の“好き”とAの“好き”は意味が全然違う。
loveとlikeっていう風に。
朝から心臓もたないことをするのはやめてほしい。
貴女「先輩、走って来たから顔が赤いですよ？私の扇子、使いますか？」
渚「ありがとう……。」
その顔が赤いのも、全部君のせいなんだけどな……。
どこまで鈍感なんだろう……。
それにしても、扇子をくれるあたり、女子力も高いし優しいし、完璧って感じだな……。
これで彼氏がいないっていうのが驚きだけど、男子と関わらないってこの前言ってたし、本当にいないんだろうな……。
僕は、勇気を振り絞って昨日からやろうと思っていることを行動に移した。
渚「ねぇ、A、LINEやってる？」
貴女「やってます！友達になりましょう？」
また先を越された。
いつも僕が言おうとしていることとかやろうとしていることを先に越されてしまう。
よく見るとAは背も僕より高いし顔も大人っぽいし優しいし、とても歳下には思えない。
むしろ僕が歳下に感じる。
歳上なのに、かっこ悪いよ……。
渚「そうだね。ふるふるしよっか。」
そして、ふるふるして友達になった。
貴女「これで渚先輩といつでも連絡が取れますね！！」
Aはとても嬉しそうで、僕まで嬉しくなってきた。
トプ画は可愛らしい猫、ホーム画は春らしく桜の満開の様子になっていた。
渚「猫好きなの？」
貴女「飼ってるんです。るるっていう子なんですけど、私が名付けたんです！」
渚「可愛い名前だね。」
Aはとても楽しそうに話している。
僕は、その笑顔を眺めながら話を聞いていた。
幸せだなぁと思っていると、
貴女「先輩！！駅着きましたよ！降りないと！」
気がつかないうちに駅についていたみたいだ。
僕が慌てて降りると、隣に来たおばあちゃんが僕に話しかけてきた。
「あの子可愛いねぇ。付き合ってるのかい？大切にしなきゃねぇ。」
僕は、赤面しながら言った。
渚「付き合ってないです！///」
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白木(プロフ) - 殺戮の天使・エネさん» ありがとうございます！！ お帰りなさいの言葉がとても嬉しいです。更新、頑張ります！！ 待っていてください(｀・∀・´) (2016年7月31日 17時) (
レス) id: 437ce9aec1 (このIDを非表示/違反報告)
殺戮の天使・エネ(プロフ) - お帰りなさい！白木さん高校生ですか…。更新難しくなりますね。白木さんのペースでゆっくり更新して下さいね！ (2016年7月31日 9時) (レス) id: 33e267e8cb (このIDを非表示/違反報告)
白木(プロフ) - 殺戮の天使・エネさん» ありがとうございますm(_ _)m 更新頑張ります！ (2016年1月4日 23時) (レス) id: 99d3280d8f (このIDを非表示/違反報告)
殺戮の天使・エネ(プロフ) - 更新やったー!!ついに告白ですね♪渚頑張れ!! (2016年1月4日 22時) (レス) id: a8e4b84124 (このIDを非表示/違反報告)
白木(プロフ) - 恵瑠さん» 番外編みたいな感じですか？+(0ﾟ・∀・)+ (2015年12月24日 8時) (レス) id: 5d8ba28593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白木 x他1人 | 作成日時：2015年7月14日 18時
