第７話 こっそりと ページ9
203号室前__
えっと、ここ．．．だよね？
雨「(あっ、開けたくねえｯ…‥)」
でも、ぜっっったい声聞こえたよね
雨「ｽｩｰﾊｧｰ…だっ誰かいますか？」
あっあれ？やっぱり聞き間違いだったかな……
少しドアを開けてみるかいやいやいや
雨「怖いもの見たさ〜」
勇気を振り絞ってｶﾞﾁｬｯとドアを開けると人影と
雨「さんかく…？」
？「だれ〜？」
こっちのセリフなんですが？
雨「えっと、紅夜雨です…あなたは？」
？「オレはね〜斑鳩三角！よろしく〜」
かっかわいいｯ！というかこの人確かこのゲームのキャラにいた人じゃ
雨「えっと、斑鳩さんはいつからいるんですか？」
三角「三角でいいよ〜えっとねーなんか劇場が始まる前から〜」
結構いらっしゃる
雨「そっうなんですか…‥でもどうやって入ったんですか？」
三角「窓から入った〜」
窓ｯｯｯ！？！？
雨「スッスゴイデスネ…でも、どうしてここに住んでるんですか？」
三角「行くところがないから〜」
雨「・・・そうなんですか」
行くところがないか…
雨「…えっ、ご飯とかお風呂はどうしてたんですか･･･？」
三角「コンビニとかで買ったりー、銭湯とか行ったりしてたよ〜」
･････････
雨「あの、三角さん･･･もし三角さんが良ければ、朝と夜ご飯作りましょうか？」
三角「ほんとに！おにぎりも〜？」
雨「はい…おにぎりとか簡単なものしか作れませんけど･････お風呂とかわたしがバレないように皆さんにウソを言っておくので入ったりしても大丈夫です」
三角「あめはなんでオレにそこまでしてくれるの〜？」
なんで……
雨「･････分かりません。でも、何故だか放っておけない？というか……三角さんがいい人そうだなって…」
そんな曖昧な応え方をすると、三角さんは優しい顔つきでわたしを見つめた
三角「あめは優しいね〜これあげる！」
そうやってくれたのは黄色いさんかくのお人形
三角「スーパーさんかくくんあめにあげるね〜」
雨「あっありがとうございます…このお人形可愛いですね」
すると、三角さんは目をキラキラ輝かせてわたしを見る
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作者名：推しが可愛すぎ | 作成日時：2021年1月18日 18時
