第３話 新団員確保 ページ5
支配人「よろしくお願いします！」
亀吉『よろしくな、雨！』
やっぱり·····見たことある。初対面だけど、わたしは彼らを"画面越し"に見たことがあった
雨「Ａ3.....？(ﾎﾞｿｯ」
いづみ「何か言った雨ちゃん？」
雨「あっいえ、なにも」
￣￣￣￣￣
いづみ「おはよう！今日も一日がんばりましょう！」
咲也「おはようございます！」
綴「はよっす」
真澄「......すぅ」
雨「おっおはようございます...えっと、これは···？」
今からここで何をするんだろう、まあ予想は少しついてるけど....
いづみ「うん、今日はね新入団員の勧誘をします」
咲也「三人じゃ、やっぱり少ないですか？」
まあ、うん....
いづみ「初代春組も五人だったし、最低限それくらいはいないと脚本が制限されちゃうから、あと二人は増やさないと」
綴「たしかに、主役と相方と脇役一人っていうのは話をふくましようがないっすね」
三人でやれたら奇跡だけど
いづみ「でしょ？だから、ひとまずメインキャストは五人で、それ以上必要な時は他の劇団の人に客演をお願いすればいいかなと思って。
というわけで、綴くんと真澄くんを無事にゲットできたストリートACTで、新入団員を募集します！」
ス..トリー.ト..アクト？
咲也「はい！」
綴「っす」
真澄「......すぅ」
いづみ「いい加減起きなさい、真澄くん！」
雨「.....(大変そう)」
綴「でも、初心者のストリートACTで大丈夫なんすかね」
いづみ「それが問題なんだけど.....そういえば、綴くんがこの劇団を選んでくれたのは団員寮があるからだよね？」
綴「そうっすね。自立したかったのと、自宅からビロードウェイに通うっていうのも交通費とか考えると厳しいんで」
雨「たしかに、相当費用かかりますしね」
いづみ「じゃあ、綴くんみたいな人を探せば、いいのかな」
皆木さんみたいな人.....
綴「俺みたいな、っていうと·····」
真澄「宿なしって感じの人？」
綴「俺、そんな風に見えてんのか......」
咲也「そ、そんなことないですよ！あとは真澄くんみたいな子とか！」
真澄「アンタには俺一人でいい」
そういうことじゃないとは思う
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作者名：推しが可愛すぎ | 作成日時：2021年1月18日 18時
