第１５話 朝食 ページ17
至「あ」
雨「あ、えと······」
朝食の準備を終えようとしたときにまさかの初っ端至さんで戸惑った
至「おはよう、早起きだね」
雨「う、あ、おはようございます······」
すまねぇ······だって、まだ性格ハッキリしてなくて怖いんだもん！？
雨「あの、コーヒーでいいですか？」
至「うん、ありがとう」
今日の朝食はサンドイッチ。正直、レパートリー増やしたいんだけど······
至「いただきます」
モグモグと静かに食べ始めた。誰か······きてくれ······
至「スゴくおいしいよ」
雨「っ！ありがとう、ございます？」
至「なんで疑問形なの」
少し笑いながら言った至さん。あれ、今なんだか自然と笑った気がする！
咲也「おはようございます！」
雨「あ、おはようございます」
咲也さんとシトロンさんに続いて、真澄さんや皆木さん、そしていづみさんがきた
いづみ「わぁ、おいしそう！」
大げさな······
あとからきた咲也さん達も美味しいと言って食べてくれた。
綴「雨は食べないのか？」
雨「あ、いえ！わたしは先に食べたので」
本当はめんどくさいから食べてないんだけど
至「あれ？でも、お皿もなかったし見た限り１人分少ないけど」
雨「もう、片付けたので」
すぐさま、返答したわ
いづみ「雨ちゃん、ちゃんと食べなきゃだめだよ」
雨「いえ、ほんとに······」
綴「お兄ちゃんのやるから、ちゃんと食べなさい！」
······え？
綴「あ、悪い。弟たちと間違えて······」
雨「い、いえ······では、わたしは日直なので行きますね」
咲也「雨ちゃん！」
さすがにわざとらしいだろうけど、朝はキツイ。申し訳ないが嘘を言って寮を出た
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作者名：推しが可愛すぎ | 作成日時：2021年1月18日 18時
