ゾ「？あ、新人」 ページ23
しばらくして、ゾムさんが服を着替えて戻ってきた。
それを見て慌てて駆け寄り、目の前に立つ。
『ぞ、ゾムさん！』
ゾ「？あ、新人」
『さっきはすみませんでしたッ！』
頭を勢いよくがば、と下げる。
あー、これ絶対殴られるわ。
そりゃそうだよほぼ初対面でゲロ掛けられるとか最悪過ぎてそいつの頭殴るよ。
なんなら八.つ.裂.きにするよ。←
そう恐怖しながらゾムさんの言葉を待っていると、ぽんぽん、と頭を優しく撫でられた。
『？』
思わず顔を上げると、ゾムさんがあー、と苦笑していた。
ゾ「嫌、俺もー…その、ごめんな？
さっきお前が病み上がりって聞いてめっちゃ焦ったんよ。
ほんま、ごめん」
『あ、はい…』
ぽかんとする。この人意外に優しい人だ。
怖くない人だ。
ゾ「あ、でも一週間もすればもう大丈夫やろ？
そんくらいからまたやったるから覚悟してな！(((にか」←
前言撤回。この人鬼畜だ。←
その後、歓迎会も終わったことだしと全員が解散することになった。
私の部屋はオスマンさんが案内してくれるらしい。
オ「はい、ここが今日から君の部屋になるんやで」
『…おー』
広い。前マフィアに入った時に首領に部屋貰ったけど、その時よりも正直広い。
…まぁ、私最下級構成員だったしな。
前回同様、部屋に入ってすぐさま見つけたベッドにダイブする。
『っすげー！ベッド大っきい！枕柔らかい！
何か大人数で寝れそう！
寝相くそ悪くても床に落ちなさそう！』←
ゆっグルとちびエミさんも、そんな私の様子を見て一緒にぴょんぴょんとベッドの上で跳ねる。
うおーうおー、とはしゃぐが、くすくす、という笑い声を聞いて我に帰る。
入り口の方を見ると、オスマンさんが口元を押さえてくすくすと笑っていた。
オ「っふ、ふふ…。ごめんなぁ？
随分可愛らしかったから…ふふ。」
美人に、美人に笑われた。
綺麗だけど、綺麗だけどさ！恥ずかしいんだよもう！
『……』←
そうだ。ここに墓を作ろう。
ふっわふわの墓を。←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 531人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クロ(プロフ) - らぴゅたクソ笑いました!笑い転げました!(( (2020年1月6日 14時) (
レス) id: 2f86fa74c8 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - ラ〇ピュタのシーン笑いましたwww頑張って下さい！ (2020年1月5日 12時) (レス) id: aa68c2f553 (このIDを非表示/違反報告)
天ぷらそうめん(プロフ) - ﾄﾚｯｷﾇﾎｯﾌｪﾙｼﾞｮｲ!?(発狂)ﾎﾟｯｷｮﾚｼｮｳｷﾞｬｱｱｱｱ!!ﾋﾟﾎﾟｯ!(精神崩壊) (2019年12月30日 14時) (レス) id: 6bc5336730 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺のまりも - ボカロパロ出てきた瞬間に発狂した私とは？()だるまさんがころんだ(ボカロの方)大好きなんですぅぅぅ！取り敢えず神です。ありがとうございました……(昇天←) (2019年12月28日 15時) (レス) id: 5d5892f582 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - もうめっちゃ好きっす！！！！ボカロめっちゃ好きな奴やし話おもろいし！！！更新頑張ってください次も楽しみに待ってますε=ε=(ﾉ≧∇≦)ﾉ (2019年12月28日 14時) (レス) id: 8776df8bdd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：初音アン | 作者ホームページ：http://twitter.com/hakureiaria5
作成日時：2017年10月9日 15時
