1話 天才支配者 ページ3
ある日のキャラバンの中はざわざわと話し声が沢山聞こえていた
いつも通り変わった事など無い平和なキャラバン内
だが、一通の電話で更にキャラバン内はうるさくなった
瞳子｢はい。……分かりました。｣
そう言い電話を切った吉良瞳子監督は立ち上がり選手達を見回す
みなが揃っているかを確認し終えると彼女は話し出した
新たに入ってくる選手の事を…
・
1度休憩所に着くと皆一斉に音無春奈の元へ集まった
春奈｢少し待って下さいね〜………｣
さっきよりは静まり返ったキャラバンにカタカタとキーを打つ音
それが暫く続きタンッと音を立てたと同時に春奈が声を上げた
春奈｢ありました！写真とかは載ってませんが名前はバッチリです！！｣
その言葉に1層目を輝かせ身を乗り出す者がいた
このキャラバンのメンバー雷門中サッカー部キャプテン…円堂守だ
待ち切れないとばかりに目をキラキラと輝かせ続ける様子にほとんどの者が苦笑した
そんな中春奈は読み上げた
春奈｢名前は西神悠陽。小さい頃からずっとクラブチームに所属しており"天才支配者"と呼ばれていたが、小学3年生位から忽然と姿を消してしまったらしいです。｣
鬼道｢"天才支配者"西神悠陽…か。｣
円堂｢知ってるのか鬼道？｣
ボソリと呟いた鬼道の声に反応し顔を向けた円堂
そんな円堂の顔を見る事無く顎に手を当て眉間に皺を寄せたまま暫く黙り｢あぁ｣と一言
鬼道｢帝国に居た時にちょっとな。｣
表情を変えず思い詰めた顔をしていた為誰も話しかける事は無かった
そこへタイミングが良いのか悪いのか監督がキャラバンへ戻りみなに声をかけた
瞳子｢みんな席について。出発するわよ。｣
その声にみんなは一斉に席に着いた
それを確かめたかの様にキャラバンは発進した
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サーヤ丸(プロフ) - 紅雅華咲さん» うぇ！？ほんとですか！！ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです^^*更新は超亀ですが頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。 (2018年8月5日 19時) (
レス) id: 147e4679cf (このIDを非表示/違反報告)
紅雅華咲 - 凄く面白かったです！これからの展開がどう進んでいくのか楽しみです！ (2018年8月5日 16時) (レス) id: d91252218e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サーヤ丸 | 作成日時：2018年6月11日 18時
