パート4 ページ4
.
走って走って着いた場所
やっぱりここが一番落ち着くなって思う
誰もいない図書室
「……っ……う……」
私の泣き声だけが響き渡る
私が恥ずかしがってばかりいるから
飽きられちゃったんだ……
そう思えば思うほど、また溢れ出てくる涙
次の瞬間
誰かの手によってフッと暗くなる視界に
後ろから私のお腹に回される片腕
「だ、誰っ!?」
この前のジュウォン君の事がフラッシュバックして恐怖感が私を襲う
??「……誰だと思う??」
「……っ…」
声を聞いたら誰かなんてすぐ分かるよ
「……ベクヒョン君」
BH「ははっ……正解ww」
なんで来たの??ナウンちゃんは??
聞きたいことはいっぱいあるのに……
BH「本当にお前って泣き虫だなkkk」
未だに私の視界を塞ぐベクヒョン君の手
「誰のせいだと思ってんのよっ!!」
私がどれだけ嫌な思いをしたことか
思い出しただけでも腹が立つ
BH「俺のせいでしょ??」
耳元で囁かれ、ピクッと反応する私の身体
「何であんな事したの??」
BH「嫉妬したからに決まってんじゃん」
嫉妬??
BH「Aも俺の目の前で同じような事しただろ……ジョンインと」
「……あ…」
溜まり場に行けばジョンイナに抱きついてたっけ
BH「俺も嫌な思いしたんですけどー」
辛いのは私だけじゃなかったって事に
気づかされて胸が痛む
「ごめんなさい…」
そうやって謝ってみるも
BH「……許さない」
そう言われて、さらにギュッと抱きしめられる
BH「だから、お仕置き……」
私のお腹に回っていた腕はスルスルっと
太股に移動する
「……んっ///…」
ツーっと撫でられつい足の力が抜けて
床に座り込んでしまった
なのに、今でも私の視界はベクヒョン君の手によって塞がれていて
後ろにベクヒョン君の体温を感じながら
ただ身を委ねるだけ
BH「嫉妬するほど俺の事好き??」
そう言いながらカプッと私の耳たぶを口に含む
「……っ///……好き」
私がそう呟くと、太股に置いてあった手は
スカートを捲りあげるように上ってきて
BH「……お前マジで可愛い」
そんな声と共に感じる下半身への違和感
「ちょっ///」
こ、こんな所で……嘘でしょ!?
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1417人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
べくつぁん(プロフ) - 受験生だったんですね！私も同じ高3受験生です！expectは本当に大好きで1番大好きな作品で更新いつも1番に楽しみにしていました。こんなに面白い作品を書ける作者さんに同い年としてとても尊敬します(T_T)一緒に受験頑張りましょう！！そしてずっと応援してます！！！ (2014年5月31日 16時) (
レス) id: 5affa70587 (このIDを非表示/違反報告)
羅乃(プロフ) - がんばってください！いつまでも待ってます＞_＜！ (2014年5月19日 21時) (レス) id: 9985b6a2ad (このIDを非表示/違反報告)
ぱに太郎(プロフ) - お疲れ様でした！毎回よんでキュンキュンさせてもらいました。また帰って来るのを楽しみにまっています♪ (2014年5月19日 16時) (レス) id: 6f70561e55 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 作者さんの作品好きなので、残念ですが、受験勉強、がんばってください^ ^またいつか会える日を楽しみにしています♪ (2014年5月18日 23時) (レス) id: 6a6f409fbd (このIDを非表示/違反報告)
真衣(プロフ) - いままでお疲れ様でした！ ほんと、作者さんの作品わ面白くていつも更新を楽しみにしていました(^^)。今年受験ですか！実わ真衣も高校受験なんですよ…。嫌ですね(笑)お互い頑張りましょう！作者さんをこれからも応援してます♪ (2014年5月18日 19時) (携帯から) (レス) id: 5121018c21 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：smf-luuuve | 作成日時：2014年3月9日 9時
