第10話 マンションへ ページ10
空港に着いてから、すぐさまタクシーに乗り込んだ。
どんどんAとの距離が縮まって来てる。
もうすぐ会えるって思うと、心が浮き立つけど･･･その反面怖くもなってきていた。
勢いで日本まで来てしまったけど･･･
ほんとにこれでよかったのか。
ただの友達で弟。
それだけの繋がりなのに韓国から日本までわざわざ来るなんて･･･
やっぱり帰ろうか。
このまま勢いにまかせてしまおうか。
葛藤してる間に、Aといつも会うコンビニまで来ていた。
「ここで、降ろして下さい！」
ふらふらとコンビニ入って行く。
風邪を引いた時にいると思われるようなものをカゴいっぱいに入れた。
まだ葛藤してるくせに、行動はAのところに行く気満々な自分に笑えてしまう。
あとのことはあとで考えればいい！
いまはAが心配なんだ。
ヒョンがいたら･･･
いないだろうな。
いつもケンカのあとは僕がAを後押ししてきたんだから。
風邪を引きながら、どうせウジウジ考えて寝込んでるに決まってる。
足早にAのマンションを目指したら、すぐにマンションの前に着いた。
どの部屋かわからない･･･
携帯を取り出して、Aにかけた。
全然出ないから、切ってはかけてを繰り返す。
ぐったりして寝てるかもしれないけど、電話に出るまでかけまくってやる！
何度か繰り返してやっと繋がった。
「もしもし？」
なんだよ、その声っ！！！
昨日よりもひどいじゃないかっ。
_CM「Aの部屋、どこですか？」
「はい？」
_CM「どこかって、聞いてます！」
大きな声で言うとAは即答した。
「302」
_CM「今から行くから、鍵開けて」
得意のブチ切り。
あんなひどい声聞いて、冷静でいられるかっ！！！
エレベーターのボタンを連打する。
知ってます、連打したところですぐに降りて来ないことぐらい。
だけど、それほどまでに僕はAが心配で早く顔を見たかったんだ。
一秒でも早くAに･･･
．
．
部屋番号を確かめてから、インターフォンを連打した。
慌てたように玄関が開くと、僕がいることにすごく驚いたのか目が大きく見開いていた。
その目はすごく虚ろで顔は真っ青で血の気がない。
Aは普通に立ってるつもりかもしれないけど、身体がゆらゆら揺れていた。
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らら - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2015年3月25日 17時) (
レス) id: 7244f5d303 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 彩華さん» チャンミンに傾いちゃってくださいｗJJのお話、頑張って更新しますね＾＾ (2013年6月10日 2時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - まちぶー?さん» レスがかなり遅くなってすいません＞＜ジュンちゃんはわたしの中ではあんな感じなんですｗシアペンのツボだったんですね！チャンミン、このお話だと・・・無理かもです＞＜ (2013年6月10日 2時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
まちぶー?(プロフ) - あとギュがすごいいい味だしてますね！やっぱギュLINEは最強だ。笑 (2013年3月27日 22時) (レス) id: 8dfd7854f3 (このIDを非表示/違反報告)
まちぶー?(プロフ) - 相変わらずゆめらサンのジュンスが可愛すぎっ！好きです〜シアペンのツボを分かってらっしゃる！笑 チャンミンには幸せになってほしいですね。。 (2013年3月27日 22時) (レス) id: 8dfd7854f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2013年2月10日 3時
