第08話 ジェジュンへ電話 ページ8
手の中の携帯を眺める。
ブラックな僕が顔を出した勢いで、ジェジュンヒョンに電話をかけた。
びっくりするくらいの早さで、電話が繋がる。
CM「あの･･･ヒョン？」
JJ「なんだ･･･チャンミンか･･･」
明らかに落胆した小さな声のジェジュンヒョン。
鋭い僕は何かがあったとすぐに気付いた。
なんて、わかりやすいヒョン･･･
どうせ痴話ゲンカでもまたしたんだろっ。
CM「なんだってなんだ？かわいいマンネがせっかく電話してやったのにっ」
いつものように生意気な口調で言ってやる。
JJ「あんまり相手する気になんない。で、どうした？」
いつもなら『かわいいマンネはもういない』て言うくせに。
相当ダメージを受けてる。
CM「あー、ジュンスヒョンが洗濯機を回しっぱなしできたらしく、あとのことをお願いしたいって言ってました」
JJ「うん、わかった」
珍しく怒らないジェジュンヒョン。
CM「ヒョン？なにかありました？」
恐る恐る聞いてみたけど、何も答えない。
そんなに深刻なのか？
しばらくするとジェジュンヒョンが口を開いた。
JJ「どこにもいないんだ･･･」
小さくて聞き取るのがやっとの声。
CM「えっ？いないって？」
JJ「行方不明なんだ･･･」
CM「はぁ？」
それってAですか？
僕の胸の中にモヤモヤと不安が広がっていく。
JJ「ごめん、なんでもない。洗濯はしとくから」
電話を切ろうとするヒョンに、
CM「いないってどういうことだっ！」
思わず大きな声で怒鳴っていた。
JJ「チャンミン･･･なんもないって言ってる。もう切るから」
ブチっと強制的に電話が切れた。
ﾂｰﾂｰﾂｰという機会音を聞きながら、居ても立ってもいられなくなって、Aに電話をかける。
3コールで繋がって、Aが無事だということが確認出来て安心した。
CM「もしもし、A？」
「･･･うん、どうしたの？」
CM「！！！どうしたって、A、その声、風邪？」
ガラガラした声は、かなり辛そうに聞こえた。
「･･･風邪」
CM「ヒョンは？」
「･･･いない」
CM「は？！」
やっぱり。
なにやってんだ、ヒョンっ！
「色々あって、で、チャンミンどうしたの？」
CM「ヒョンに用事があって電話したら、Aが行方不明って言うから･･･、ケンカした？」
「ケンカなのかな？」
そんな声して、しかも悲しそうに言われると･･･
CM「もう、なんでもいいから寝ろっ！」
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らら - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2015年3月25日 17時) (
レス) id: 7244f5d303 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 彩華さん» チャンミンに傾いちゃってくださいｗJJのお話、頑張って更新しますね＾＾ (2013年6月10日 2時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - まちぶー?さん» レスがかなり遅くなってすいません＞＜ジュンちゃんはわたしの中ではあんな感じなんですｗシアペンのツボだったんですね！チャンミン、このお話だと・・・無理かもです＞＜ (2013年6月10日 2時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
まちぶー?(プロフ) - あとギュがすごいいい味だしてますね！やっぱギュLINEは最強だ。笑 (2013年3月27日 22時) (レス) id: 8dfd7854f3 (このIDを非表示/違反報告)
まちぶー?(プロフ) - 相変わらずゆめらサンのジュンスが可愛すぎっ！好きです〜シアペンのツボを分かってらっしゃる！笑 チャンミンには幸せになってほしいですね。。 (2013年3月27日 22時) (レス) id: 8dfd7854f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2013年2月10日 3時
