第05話 涙 ページ5
KY「ヒョンの彼女って知ってて好きになった？」
CM「違う。最初は、ヒョンの彼女じゃなかったんだ」
僕はポツリポツリとAとの出会いから今日までをキュヒョンに語った。
ずっと腕を組んで、無言で最後までキュヒョンは聞いて、
KY「はぁ〜、なるほどね。そのちんちくりんに会ってみたいな」
CM「ちんちくりん、言うなっ！」
KY「チャンミンが言ったんだろっ」
CM「他のヤツが言うと腹が立つ」
KY「ていうか、チャンミンのタイプとはほんとに180度違うから興味がわいてくる」
CM「持つなっ！」
KY「なんだよ、自分の彼女でもないくせにっ」
そう言われると胸が痛くなった。
KY「ごめんな」
CM「謝るな。ほんとのことだから。なぁ、キュヒョン」
KY「ん？」
CM「胸が痛くて、張り裂けそうってこんな感じなんだな」
両手で胸を押さえて、ぎゅっと掴む。
CM「どんなことしててもどこにいても、Aが頭の中から離れないんだ」
多忙なスケジュールをこなして、心身共にどんなに疲れてたってAのことをどこかで考えてる。
CM「抱き締めたいのに抱き締められない」
目の前で愛くるしい顔で笑っていたとしても、かわいいと言って腕の中に閉じ込めれない。
どれだけそんな衝動を我慢してきたのか。
CM「思いをぶつければ、Aが困ることなんてわかってる。それに、やっぱりヒョンを尊敬していて好きなんだ」
好きな女とずっと苦楽を共にしてきたメンバー。
どっちも違う意味で大好きで、裏切ることなんて出来ない。
CM「どこにもいき場所のない僕の想いはこの胸の中に積もって、苦しくて辛いだけなんだよ。どうしたら･･･どうしたら･･･」
僕の瞳に涙がたまっていくのがわかる。
泣くほど好きな女は、僕を友達として大切にしてくれるけど、恋人としては絶対に見てくれないんだ。
KY「なにもしてやれなくて、ごめん」
キュヒョンの顔が、辛く歪んでいく。
CM「悪かった。キュヒョンにそんな顔をさせるために言ったんじゃない」
キュヒョンが椅子から立ち上がって、僕の頭を慰めるように抱いた。
KY「見てないから、泣いていい」
その言葉に、ずっと我慢してきた涙が溢れ出す。
泣くなんてカッコ悪いと思ってたけど、自然と流れる涙を拭き去れない。
想い続けることしか出来ない。
忘れることなんてもっと出来ない。
だから、せめて涙を流してこのやるせない気持ちを少しでも静めるしかないんだ。
A･･･
僕の愛しの華･･･
第06話 踏み外すな →←第04話 チャンミンの好きな人-KY
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らら - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2015年3月25日 17時) (
レス) id: 7244f5d303 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 彩華さん» チャンミンに傾いちゃってくださいｗJJのお話、頑張って更新しますね＾＾ (2013年6月10日 2時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - まちぶー?さん» レスがかなり遅くなってすいません＞＜ジュンちゃんはわたしの中ではあんな感じなんですｗシアペンのツボだったんですね！チャンミン、このお話だと・・・無理かもです＞＜ (2013年6月10日 2時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
まちぶー?(プロフ) - あとギュがすごいいい味だしてますね！やっぱギュLINEは最強だ。笑 (2013年3月27日 22時) (レス) id: 8dfd7854f3 (このIDを非表示/違反報告)
まちぶー?(プロフ) - 相変わらずゆめらサンのジュンスが可愛すぎっ！好きです〜シアペンのツボを分かってらっしゃる！笑 チャンミンには幸せになってほしいですね。。 (2013年3月27日 22時) (レス) id: 8dfd7854f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2013年2月10日 3時
