第25話 二人だけの時間の終わり ページ25
やっぱり僕のものにならないA。
力が抜けるように、触れていた頬から手を離した。
「･･･････」
CM「大丈夫です。ヒョンは、怒ってませんから」
まだまだ不安げなAに精一杯の笑顔を向けて言ってあげた。
CM「あー、それにしもホッとしました。Aが、出来ないって言わなかったらどうしようかってドキドキしましたよぉー(笑)」
おどけて笑ってる僕は、ピエロみたいだ。
そうでもしないと僕が僕を保てない。
「わたしだって、ドキドキしたっ！･･･さっきのは、わたしの為に言ってくれたんでしょ？そこまでしないとわたしがわからない人だから･･･チャンミンに甘えすぎてて、ほんとにごめんね」
申し訳なさそうに言うA。
ほんとに申し訳ないのは僕なのに。
♪〜
テーブルの上の携帯が震え出す。
CM「ヒョンかもしれませんよ？」
Aが恐る恐る携帯を手に取って、ディスプレイを見る。
「おねえちゃんだ」
ミユリヌナからの電話は、僕とAの時間の終わりを告げるもの。
僕のものにならないってわかっていても、まだもう少し一緒にいたいって思ってしまう。
Aに触れて、
Aの熱さを知って、
僕は我侭になってしまったのかもしれない。
頭ではジェジュンの恋人だって理解してるのに、心がそれを否定したくてしょうがない。
自分のものになる可能性なんて…いまのところゼロに等しいのに。
・
会話の内容で、マンションの前までヌナが来てるってことがわかった。
A溺愛のヌナだから、心配でしょうがかったんだろう。
当の本人はのほほんとしてますけどね。
CM「ミユリヌナ、来たんですね」
「うん･･･」
CM「僕、隠れましょうか」
「なんで？」
ほんとこういうことはまったくわかってない。
普通に考えたらわかりそうなものなのに。
CM「恋人以外の男と部屋に、二人ってどう思います？」
「あっ･･･そっか･･･でもっ！チャンミンは友達だから、大丈夫だよ！」
あっけらかんとニッコリ笑って言うA。
わかったようでわかってないと思う。
CM「はぁ〜〜〜、Aがいいならいいですけど、ミユリヌナに怒られるの覚悟しておきます」
「怒られるのかな？」
くりくりっと目を丸くするAに、僕は苦笑い。
怒られますよ。
だってミユリヌナは僕の想いに薄々気づいてますからね。
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らら - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2015年3月25日 17時) (
レス) id: 7244f5d303 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 彩華さん» チャンミンに傾いちゃってくださいｗJJのお話、頑張って更新しますね＾＾ (2013年6月10日 2時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - まちぶー?さん» レスがかなり遅くなってすいません＞＜ジュンちゃんはわたしの中ではあんな感じなんですｗシアペンのツボだったんですね！チャンミン、このお話だと・・・無理かもです＞＜ (2013年6月10日 2時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
まちぶー?(プロフ) - あとギュがすごいいい味だしてますね！やっぱギュLINEは最強だ。笑 (2013年3月27日 22時) (レス) id: 8dfd7854f3 (このIDを非表示/違反報告)
まちぶー?(プロフ) - 相変わらずゆめらサンのジュンスが可愛すぎっ！好きです〜シアペンのツボを分かってらっしゃる！笑 チャンミンには幸せになってほしいですね。。 (2013年3月27日 22時) (レス) id: 8dfd7854f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2013年2月10日 3時
