第19話 家族みたいな ページ19
ヒョンのことで顔を赤らめるA見るのは、なんだかやるせない。
CM「それ、ヒョンでしょ？」
僕はパジャマから覗く赤いあざをわざと指差した。
気付くわけないから、教えてあげる。
そこは僕が印を付けた場所。
「あっ･･･」
すぐにAパジャマの襟を持ってそこを隠す。
「あの･･･、着替えてくる！顔も歯磨きもしてないし、ちょっと待ってて！」
逃げ去るように部屋に行ってしまった。
僕は何をやってるんだ。
軽く自己嫌悪になる。
そこに僕の印があったって･･･
僕のものじゃない。
部屋から出て来たAは、が見えないパーカーに着替えて、リビングを素通りしてパウダールームに行ってしまう。
しばらくしてAが戻って来ると、いきなり大きなため息をついた。
「はぁ〜〜〜」
CM「どうしました？」
「･･･顔がひどすぎる」
CM「はぁ？？？」
何を言ってるんだ。
「病み上がりの顔に、浮腫んだ目･･･これってヒドイよね･･･はぁ〜〜〜」
ジーッとAの顔をまじまじ見たけど、ヒドイなんて全然思わない。
寧ろ、熱があったせいでまだ少し潤んだ目尻がかわいいなって思うくらいだ。
CM「んー、そうですか？気になるほどでもないと思います」
「でも･･･ジェジュンには見せたくないよ？」
その言葉に胸が痛くなる。
それは、
CM「恋人には、かわいい自分だけ見て欲しいからでしょ」
友達だから、僕には平気で見せれるってことだから･･･
だけどそれはヒョンよりも近い存在。
友達のような弟。
そう、家族みたいなもの。
そんなの僕は嬉しくないのに･･･
「･･･うん///でも、普通の時でもかわいいわけじゃないし、そこまで気にする必要もないか」
十分すぎるほど僕の目にはかわいく見えるのに、自分で自分を下げる言葉なんか使って欲しくない。
CM「はぁ〜〜。Aは、なんで自分のことをそんなに卑下しますか？」
そんなこと言って欲しくないから、ムッとしてまう。
「卑下、なんでそんな言葉知ってるのっ」
そこ、驚かないっ。
どんだけ日本にいると思ってるんですか。
CM「あー、この人は、せっかく僕が真剣に言ってるのに･･･」
上目使いでチロっと睨んでやった。
「チャンミンは天才だから、でしょ？」
第20話 ほら、やっぱり→←第18話 ありがとうなんて･･･
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らら - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2015年3月25日 17時) (
レス) id: 7244f5d303 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 彩華さん» チャンミンに傾いちゃってくださいｗJJのお話、頑張って更新しますね＾＾ (2013年6月10日 2時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - まちぶー?さん» レスがかなり遅くなってすいません＞＜ジュンちゃんはわたしの中ではあんな感じなんですｗシアペンのツボだったんですね！チャンミン、このお話だと・・・無理かもです＞＜ (2013年6月10日 2時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
まちぶー?(プロフ) - あとギュがすごいいい味だしてますね！やっぱギュLINEは最強だ。笑 (2013年3月27日 22時) (レス) id: 8dfd7854f3 (このIDを非表示/違反報告)
まちぶー?(プロフ) - 相変わらずゆめらサンのジュンスが可愛すぎっ！好きです〜シアペンのツボを分かってらっしゃる！笑 チャンミンには幸せになってほしいですね。。 (2013年3月27日 22時) (レス) id: 8dfd7854f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2013年2月10日 3時
