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# ページ26

薮さいど



晩御飯を作る愛しの光に怒鳴られてから10分間。

スマホをいじっていた伊野尾の横で、そわそわってしてたけど、もう限界。


だって、だって、狭いキッチンで山田と2人きりだよ⁉

あんな可愛い子と野獣を一緒になんてしておけるはずがない。




そろりそろり…見つからないように忍び足でキッチンに近づいて。

宏「…っ!ひ、ひかる!!」


倒れている光と知念と大ちゃんを発見した。



近づいて名前を呼びながら肩を揺らした時に気づいた、3人の見覚えのある耳。

宏「ちょっと、みんなー!!きてくれっ」


大声でみんなを呼んで、光を抱きかかえて布団に寝かせた。

涼「何々、薮ちゃ…っ、!あっ、またっ、」


次々に集まってきたみんな。

山田が知念、雄也が大ちゃんを布団に運ぶために持ち上げた。



大「…んぅっ、、ふわぁぁ…ん?」

大ちゃんが目覚めたのは雄也の腕の中。


不思議そうに首を傾げた大ちゃんが上を向いた時雄也と目があって…


大「…ひゃぁぁぁぁぁあ//っ、おろしてっ、伊野ちゃん…っ、伊野ちゃーーん!!」


雄也が誘拐犯みたい笑


困り顔で雄也が降ろすと、ものすごいスピードで伊野ちゃんに抱きついた。

雄也をずっと睨みつけてた伊野ちゃんも安心したように大ちゃんの頭撫でて額にちゅって。



うん、これぞまさにバカップル。


侑「ふわぁっ、大貴…煩い。」


知念が起きて大ちゃんを睨む。

山田と目があったけど、さもお姫様だっこが当たり前のような顔をして身体を預けてる。


大「だって…あっ!知念、やられてやーんの!山田に兎耳つけられてるー笑」

知念の頭上を指して笑う大ちゃん。


侑「は?…待って、大貴もだよ。頭に犬の耳」


少しの沈黙だけで、全てを悟った様子の物分かりの良い2人。

頷きあって、「これか」「きちゃったか」って。


残るは俺の光。

だけど誰も起こせない。


光の頭にはあの嫌な耳。

泣いてる光なんか、みたくないのに。


薮「…っ、光。おきて」

覚悟を決めて光の肩を揺すった。

再び→←嘘だと言って…



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ゆず貴 - 読んだぁ!!!おもろい!大ちゃんのケモ耳見たい!!! (2017年8月12日 18時) (レス) id: 34db4b857c (このIDを非表示/違反報告)
橙米(プロフ) - ありがとうございます!無事終われてよかったです笑嬉しいですっ!よろしくお願いします!! (2017年8月7日 0時) (レス) id: fe48186c28 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - お疲れ様です!やまちね、いのあり、やぶひかのラブラブな所がたくさーん見れて良かったです!これからも違う作品など、応援してます! (2017年8月4日 8時) (レス) id: 18473fb736 (このIDを非表示/違反報告)
橙米(プロフ) - いちごさん» ありがとうございます(*´▽`*)ノ゛嬉しいですっ! (2017年8月1日 23時) (レス) id: fe48186c28 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 完結おめでとうございます!ヾ(*´∀`*)ノ (2017年8月1日 20時) (レス) id: 57b236870b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橙米 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/inoarigirl1/  
作成日時:2017年4月10日 0時

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