あのお方には妻がいた！！

こいつを絶対に喰うな ページ8

『堕姫さん！堕姫さんって言うんですね！


お二人共仲良しですね！』




兄妹なのかな？


お兄さんは妹思いの優しいお兄さん…

素敵！

これぞ兄妹愛！！っていう感じ！




｢俺たちは2人で1つだからなあぁぁ！｣


『素敵です！お二人共』








｢アンタもね！｣



｢俺は妓夫太郎だぁぁ｣






｢堕姫さん！妓夫太郎さん！



珍しい名前だね！


なんかかっこいい！







『無惨様！！皆いい人ですね！

友達ですか？』







｢こいつらは十二鬼月の上弦。鬼の中から強いものを集めた。



頭を垂れてつくばえ

平伏せよ。｣



ﾊﾞｯ







無惨様が、頭を何とかって言った途端皆静かになって


無惨様へ 土下座 (？)をしていた。






私もやった方がいいのかな……？？

じゃあ、堕姫さんの隣！



ﾊﾞｯ


隣GET！！



｢お前はやらなくていい。A。隣へ来い。｣





『え、あ、はい！！』




ｻｻ━━━━。






｢頭を上げろ。｣




ﾊﾞｯ



瞬発力すご。



｢私の未来の妻、Aだ。｣




ざわっ…………。



空気がわかりやすく揺らいだ…


つ、妻……！！


う、嬉しいけど恥ずかしい……！！！






ぼっ





(無惨様が人間のあの娘を妻に……！？


確かに凄く可愛くて綺麗だけどなぜ人間！？)






(ヒョヒョッ 作品にしようと思っていたというのにいいいいい！

しかし、無惨様の妻……！

それもまた良い！)







(可愛くて綺麗な女の子……。女には栄養があるんだから喰ってしまえばいいのに。)





(あの無惨様に女！？あの無惨様が。)





(ヒイィィィィィ！恐ろしや……恐ろしや……

一体何があったのだろうか……)




(あのお方に女……。解せぬ……！！！)




(堕姫程ではねぇが良い女だなぁぁぁ！

さぞかし男にもてはやされたんだろうなぁぁぁ！)




｢もし、こいつを喰ったら殺す。

絶対に喰うな。怪我もさせるな。｣





上弦一同｢御意｣

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