あのお方には妻がいた！！

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そそる……？


さそう……？


うーん…。よく分からん。



というか、無惨様は私をいつまで横抱きにされるつもりだろうか。



恥ずかしい。




「は…恥ずかしいです…！そろそろおろ……」




柔らかい何かに口を塞がれた。

柔らかくて甘い、何か。





「……。」



うーん……






うん。、




「部屋に戻ってろ。」



べベンッ


「ちょちょちょちょっと待って下さい！！」






え！ちょっと待って。




おい。





キスしたじゃん。

夢みたい……




「やったあああああああああああああああ」




ﾎﾞｽﾝっと布団にダイブする。


そして、ゴロゴロと部屋をころがりまくった。





無惨様が時間が分かるように、と買ってくれた時計をふと見る。




10時……



もう夜だし、余韻に浸りながら寝るとするか！！






口、洗いたくないなぁ





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