あのお方には妻がいた！！

13 ページ13

これが2時間くらい続いた








もちろん、休憩は何度もした








┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈









ﾍﾞﾍﾞﾝｯ








あ！鳴女さんの琵琶の音！






無惨様だ！







瞬間移動してきた！！







今、まだ鬼ごっこ中。









ぎゃ！








玉壺さんが壷から壷に瞬間移動









『きゃ━━━━━━━━━━━━━━━！！


堕姫ちゃん！！玉壺さんが！！』








｢術を使うなんて卑怯よ！なら、私も使う！｣









そういった途端、堕姫ちゃんから、何本もの帯が出てきて、





私を無惨様の所に運んでくれた。









ｽﾄﾝｯ








『堕姫ちゃん！！ありがとう！！』







他の皆は、土下座？した。







『無惨様！お帰りです！

あ！さっきのは、みんなで鬼ごっこしてたんですよ。





凄く楽しかったです！』









そう言うと、無惨様が、ﾌｯと笑った









｢そうか。良かったではないか。

上弦のお前らは帰って良い。鳴女。｣









ﾍﾞﾍﾞﾝｯ








鳴女さんの琵琶がなったかと思うと、



みんなが消えていた。









無惨様は、私の前に来て、ぎゅっと抱き締めてくれた。









無惨様、なんかいい匂い！








ぎゅっ








私も、大好きな無惨様を抱きしめ返した









Aが、他の鬼を好きになるのではないかと少し心配だった無惨は、




小さな体で抱きしめ返すAを見て、一生手放さないと誓った。

14→←12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す