星今宵.願いを込めて..【短編集】

あとがき ページ44

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ここまで読んでいただき有難う御座います*°




まず、この短編集のテーマがありまして。


お話の中にもあったように、七夕と関わりのある

“願い✩” と “雨☂︎”

に関するお話を中心に書いていきました。



以降より各話のちょっとした “雨の名前の意味” や裏設定などを書いていくので、

もしご興味がありましたらスクロールしてみて下さいませ。






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『彼と 走り梅雨【ky】』☂︎





まず、タイトルにもある “走り梅雨” とは梅雨入り前に雨が続く状態の雨を指します。

キヨの傘に入れてもらったAは、甘い言葉によってそのまま彼の家へ。


裏設定でキヨさんは前からAを知っていて、ずっと話しかけるタイミングを見計らっていました。

その 走り梅雨状態 のキヨが話しかけたことによって、彼自身は梅雨明けができたと。




後日談としては、7月の梅雨明けに二人は交際に発展します。




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『洒涙雨.消されかけた記憶【ky】』☂︎✩



7月7日、七夕と共に思い出された忘れてはいけない人の存在。

探す手段も、資格もない。そして、これから先会えないと何となく気付いているAはせめてもと、本来約束していたように短冊に願いを書きます。



“ 洒涙雨 ” とは

七夕に降る雨のこと。雨で会えなくなった織姫と彦星が流す涙と伝えられています。





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『願い事、叶えたる【rtrt】』✩




後日談として、願い事をきちんと叶えたのは言うまでもないですね。


このお話の序盤に、色んな短冊をみるレトルト。


そこにある ｢○○先生と仲良くなれますように｣ は、『一目惚れから始まる』の主人公の願い事です。





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『酔い心地に委ねて【ky】』✩



この二人は、今の “ 友達以上恋人未満 ” という関係が1番良いとお互いに思っていました。

でも相手に恋心を抱いていて、どうか恋人だけはできないで、と願うばかり。


ずっと言わずにいた二人はやっと、お酒の力を借りて気持ちに嘘なく伝える。


酔いが覚めると、二人はもう一度、気持ちを改めて伝えます。




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