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ああもうまたそうやって軽率に素敵な笑顔を…!
もう本当に尊いじゃないですか、やめてください!
キャ「彼女は妹みたいなものだ」
『あ、はは…』
未だにこの状況が受け入れられない
まず、そもそもだ、大前提、私はアベンジャーズでは無い
関係者と言われれば、否定はできないけど
たった1回、予想外のハプニングで、しかも成り行きで、任務に加わっただけで
慰労会に出席するなんて場違いもいいところだ
完全に、確実に、トニーの策略に乗せられている
絶対に何か企んでるでしょあの人!
…ま、まあ、かなり強引ではあったが、ペッパーにこんなに丁寧にドレスアップしてもらった手前
出ないなんて選択肢はもはや無いに等しいから
出るけどさ
でもね、でもだよ!
こんな展開は無しでしょ!!心の準備も何もなかった
キャプテンが迎えにきてくれたところまでは良かったの、なんの支障もない
でもそのあとね!本当にびっくりした、面食らった、今でも信じられない
バーンズさんがパーティーに来ることは知っていたし、何度か見かけたことがある
だけどこんな急接近があるなんて思わないじゃない!しかも、エスコート!?なんで急に!無闇矢鱈に断ることもできないし、、、
とまあ、ぐずぐず、もやもや、悶々と先ほどから私の頭はこのような内容でいっぱいいっぱいだ
もはや大渋滞と言っても良いだろう
キャ「どうやら皆んな君をお待ちかねみたいだぞ」
そうこうしているうちに、どうやらもう会場のすぐ目の前まで来てきたらしい
あとは階段を降りるだけだ
キャプテンの視線の先に目をやると
ナターシャ、ワンダ、ヴィジョン、サム、バナー博士、ローズさん、バートンが何やら楽しそうに…いや、面白そうにこちらの様子を伺っていた
『… … そうみたいですね』
みんながこちらの様子に何を言わんとしたいのかは容易に想像ができる
特にワンダなんて、もうこの状況について話したくて聞きたくてウズウズしている様子だ
キャ「じゃあお2人さん、僕は先に下へ降りて皆んなと待っている
バッキー、しっかり彼女をエスコートするんだぞ」
バ「ああ」
『え、ちょ』
そう言うとキャプテンはウィンクを私に投げつけると
そのまま軽やかな足取りで先に行ってしまった
『行っちゃい…ましたね』
なんで先に行くの!と叫びたくなる気持ちを抑えて
バーンズさんと2人並んだこの場の雰囲気に勝手に気まずさを覚える
バ「俺らも行こう」
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時々雨(プロフ) - 更新されることはもうないのでしょうか……。他のMARVEL小説も読ませて頂きとっても幸せでした!もし続きがあるならキャプテンとはどう吸血しているか描写が気になります! (2022年1月27日 1時) (レス) @page23 id: 6532c97378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mei (M-tAnt) | 作成日時:2021年8月28日 2時