4-5 ページ16
『ちょ、私の話聞く気ある!?
私行かないからね、ペッパードレス脱ぐの手伝っ、』
ペ「はいじゃあそう言う事だからA、次はこれを着てみましょう!
あなたたちが話している間に見つけたんだけど、これなら色もデザインもAにぴったりだわ!」
『そう言う事だから、じゃないんですよペッパー!』
ト「ああそのドレス文句なし、似合うに決まってる、試着せずともわかるよ完璧だ
あとはアクセサリーだな…そうだ、これなんかどうだ?」
まるで私が拒否する事を分かっていたかのように、全く話を聞いてくれなくなった2人は
さっさと捲し立てるように話を進めていく
"嫌な予感"とはまさにこの事
こうして突然家に招かれ、強制的にパーティーへ参加させられる事は初めてじゃない
しかも、ほとんどトニーが主催する為、いつだって大人数の集いだ
そもそも公の場に出る事が好きじゃない、むしろ苦手なのに何でこの男は積極的に出したがるのか
ペ「あらいいじゃない!とっても素敵だわ
流石、Aの魅力をわかっているだけあるわね」
『ちょっと!全然良くない!
行かないって言ってるでしょ!』
ト「そんな事を言って良いのかA?
君愛しのバーンズも来るんだぞ
それに、君と同い年のピーターも来る
会うのは初めてだろう?これを機に友人になるといい」
ペ「ほらA、喋ってないでさっさと着替えるわよ!時間が無いんだから」
『ちょ、ペッパー!引っ張らないでください
あなたそんなに華奢なのにどこからその力湧いてくるんですか!』
ト「さあA、いい加減もう諦めろ
君にはパーティーに出る以外選択肢などないのだから」
そしてそのままぐいぐいと奥の部屋へ引っ張られていくわたしは、まるでこの世の終わりを迎えた時の断末魔のように
『嫌なんだってばああああ!!!』
抵抗も虚しい渾身の抵抗を必死に叫んだ
35人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時々雨(プロフ) - 更新されることはもうないのでしょうか……。他のMARVEL小説も読ませて頂きとっても幸せでした!もし続きがあるならキャプテンとはどう吸血しているか描写が気になります! (2022年1月27日 1時) (レス) @page23 id: 6532c97378 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Mei (M-tAnt) | 作成日時:2021年8月28日 2時