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全速力で走ったせいか、それとも緊張のせいか
びっしょり汗をかいた私は
シャワーに入り、リビングにて一息ついたところだった
喉に流し込んでいる、お気に入りのスムージーはナターシャ特性で
鉄分が豊富に含まれてて、さらに代謝も良くしてくれて… …肌にいいんだっけ？
まあ、その、とにかく体にいいって言っていた
吸い寄せられるようにソファへ倒れ込めば
先ほどの出来事が蘇る
まったく、ナットは悪すぎます
もしあそこで逃げれなかったら、今頃私は大爆発を起こして倒れてたかもしれない
… … でも、
今日もかなりとってもすごくかっこよかったです…！！
長髪の時も好きでしたけど、短髪になってからより一層魅力に磨きがかかったと言うか…
普段クールなのにキャプテンと話す時は無邪気に笑うあのギャップとか…！
ああこれ以上はだめだ…ニヤニヤが止まらない…
まあとにかくそれくらい、彼は私にとって尊い存在だ
日本では確かこう言うんだよね、えーっと…
あ、そうそう…"推し"！
ト「Aじゃないか
なんだ、いるなら電気くらいつけろ
あと、そんな格好でウロウロするな
仮にも君は女の子だろう」
パッと周りが明るくなったと思えば、
眉を顰めて捲し立てるようにそう言い放った人物
寝不足なのか、目頭を押さえながら冷蔵庫を開けた
『… … トニー、その一気に二、三言しゃべる癖どうにかして』
ト「残念ながら直らないし、直す気もない
それより何だその湿っぽい顔は
大好きなバーンズ軍曹と話せるチャンスを逃したからか？いや、逃したと言うより自ら逃げていたな」
『…どこから見てたの？』
ト「そうだな…
ジェットが動けば、僕に知らせが来るようになっている」
『最初から見てたのね』
そういうこと、と得意げに指を差してきた彼は
アイスコーヒー片手に
目の前のソファに座り、端末を呼び起こした
ト「それはそうと、君用に新しいスーツを開発した」
『今のままでも特に不自由してないけど
… … また防護服？』
ト「まさか！あれはただの試作品
おふざけだよ」
ああ確かにふざけていた
君の気に入るスーツができた！なんて自信たっぷりのお呼び出しを受けたものだから
ウキウキでラボへ向かったのに
ショーケースに入っていたのは、これからはちみつでも採りにいくかのような、いやむしろ例のゾンビ映画に出てくるような防護服だった
ご丁寧にガスマスク付き
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時々雨(プロフ) - 更新されることはもうないのでしょうか……。他のMARVEL小説も読ませて頂きとっても幸せでした！もし続きがあるならキャプテンとはどう吸血しているか描写が気になります！ (2022年1月27日 1時) (
レス) @page23 id: 6532c97378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mei (M-tAnt) | 作成日時：2021年8月28日 2時
