【Free!】Agape-二つの記憶と一人の少女-【�】

35話*踏切 ページ5

『....』

.....ほんとに.

へこんでる...

美...ね...うん...分かんないけど.うん←

『あ.次遙泳ぐよ.』

ﾋﾟｯ)

ﾊﾞｼｬｯ)

泳ぎ方綺麗...

そう思った瞬間竜ヶ崎君がﾊﾞｯと立ちあがって

遙君の泳ぎをｷﾗｷﾗ下目で見ていた.

『...!』

『ね.言ったでしょ.はるちゃんの泳ぎは凄いって.』

『....真琴君.』

『ん?』

『竜ヶ崎君.水泳部に入ると思うよ.』

『....ｸｽ...あの表情見てると.ね.』

.....*

『_______________僕も.七瀬先輩みたいになりたい.』

.....ほらね.笑

『あんな風に.自由に___________』

『自由じゃない....Free....』

『と...ともかく.



正式に水泳部に...入れてください!!』


....*

『....遙君は凄いね-.』

『...?』

『何か..こ-...人を憧れさせるって言うか-...』

『別に....ほら。向こうで渚まってる.』

『...ほんとだ...じゃ.また明日ね.


あっ...これ.私のメアド.まだ教えてなかったよね.じゃね!』









『で...聞きたいことって..?』

『....渚.私ってさ...妹...居るんだよね?』

『...え?』

『妹が居る記憶がね.戻ったの.でも私妹の事知らないなんておかしいよね...


ねぇ.私は３人家族って聞かされてたよ?何で?』

『....妹は...居るよ...Aちゃんの妹....』

『ねぇ.教えて.何で私知らないの?


退院した後にも家に居なかった.ねぇ.教えて?』

『......さちほちゃんは______________』


ｶﾝｶﾝｶﾝｶﾝｶﾝｶﾝ)


踏切の音で渚の言葉が最後聞こえなかった.

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