Eccentric【OS】 ページ48
Sside
ダンサーになる夢を目指した俺。
まずは、ダンススクールに通う。
そこに居たのは、ダンスホールで胡座をかいているジャージ姿の人。顔立ちとスタイルが良い人という第一印象だけど…この人が先生？
「あ、あの…。」
「今日、おーぼして来てくれた、櫻井…しょーくん？」
「あっ、はい！」
「硬くならなくてだいじょーぶ。年が一つ上なだけだから。おれがこーしの大野智。大ちゃんでも智くんでもだいじょーぶ。」
「えっ！？」
何なんだ、この距離の詰め方。
独特の雰囲気だし、喋り方もおっとりしているというか、全て平仮名に聞こえてくる。この人で本当に大丈夫なのだろうか？
「しょーくんをNo. 1のダンサーにしてあげる。騙されたと思っておれについて来て。」
「分かりました。」
でも、この人が世界的に有名なダンサーと聞いているから、多分、大丈夫なんだろうけど、不安でしか無い。
「体が異常に硬いね。おれがほぐす手伝いをするから、しどーどーりにお願いね。」
「はい。」
背後から抱きしめられている形になっている。何か分からないけど、変にドキドキしている自分が居る。
「しょーくん、リラックスー！」
息が首にかかる。
それだけでくすぐったくて変な気持ちだ。
「うんうん、ほぐれてきたよー。血の巡りが良くなっているのかもしれないね！」
触り方がドキドキさせてくる。
手つきが生々しい！
この人、何なんだー！
「これくらいのストレッチでだいじょーぶだね。けーぞくして続ければ、もっと柔らかくなって、おれ好みの体つきになるね。」
「え？」
サラッと変な事を言われた気がする。これは俺の気の所為ですか？俺、何か間違ってますか？
「よーし、これから、本格的にダンス始めるけど、まずは初歩的な所からゆっくり進めよーね！」
大野先生の緩さ満天の特訓のお陰なのか、それなりに踊れてきてはいた。
「うんうん！しょーくんはスポンジみたいに沢山、きゅーしゅーするね。そういう子、凄い好き。」
そう言って頭を撫でられた。
この人は俺の調子を狂わせる。
「それにしてもじょーたつしたね。教え子としてはなんばーわんだね。」
「あ、ありがとうございます/////」
何か気恥ずかしい。
あまり褒められ慣れていないからかな。
「このまま、やれば、だいじょーぶ。しょーくん、せんせーからのごほーびだよ。」
「えっ？」
チュッ！
キスされた。
何、これ。
でも、嫌じゃない。
だからか、恋が始まる予感がした。
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山風無限(プロフ) - ヒールさん» コメントのお返事、ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しい限りです！！！！！一応、完結しましたが、もしよければ、他の作品も覗いて見て下さると幸いです(o^^o)今までリクエスト、本当にありがとうございました！！！！！ (2018年10月31日 23時) (
レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
ヒール - 山風無限さん» ありがとうございます！！！！大丈夫でした！！！！！ (2018年10月31日 21時) (レス) id: 615327e9c8 (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - ヒールさん» こんな感じで大丈夫でしょうか？期待に応えられているのか分からなくて…すみませんm(_ _)m 後、勝手に【MS】にさせて頂きました。残り数話ですが、この作品にお付き合いして下さると光栄です！ (2018年10月28日 23時) (レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - ヒールさん» コメントありがとうございます！中途半端に終わらせてすみません！！続き、書きます！展開に迷って先延ばしにしてしまいましたm(_ _)m 期待に応えられるような続きを頑張りますので、これからも宜しくお願いします！！ (2018年10月21日 12時) (レス) id: 486c201f1f (このIDを非表示/違反報告)
ヒール - リクエストありがとうございました！ 新しいリクエスト失礼します、前にリクエストしたデビューしたての嵐さんを招いてコンサートに行くの続きをお願いしてもいいでしょうか…？ (2018年10月21日 10時) (レス) id: 58f29e697e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限 | 作成日時：2018年7月5日 18時
