あの子と言う花SECOND 【実/況/者/小/説】 (ページ37)

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実況者の日常62 ページ37

紫side
『お、お父さん！？お、母さん？なの？』
母「紫来ちゃダメ！」
『何、で？』
父「ここからは、あの世だ。つまりお前がいる場所はこの世」
母「一歩踏み出せばあなたは、死ぬ。」
『は？どうゆうこと！？』
母「あと紫。結婚おめでとう。」
父「あぁ。孫の顔が見れないのが残念だか。」
母「そうね。あと紫。生きなさい。」
『お父さん、お母さんわかったよ。生きるよ。』
光が見えたそして触れた。
『ありがとう。』

『ん？おはよう。フジ。サーちゃん。』
フ「え、え！！み、美咲ちゃん！紫が！」
美「ユーちゃんっ！」
『お？何だ？何だ？』
フ「美咲ちゃん家で玄関で刺されて死にかけてたんだぞ？」
『フーン。そっかー！死にかけてたんだね。』
フ「何でそんな冷静？」
『あはは。死にかけたことは何回もあるからね。』
フ「でも！自分の体を大事にしろ！」
『ごめんなさいそれは出来ない』
フ「何で！？」
『皆を守るためなら別にいい。』
美「やめて！それ以上！私を守るためにいつもいつも怪我して！
あの日だってそうじゃない！」
『そうだけどさ。サーちゃんには生きて欲しいから。』
美「え？」
『生きて欲しい。』
フ「…」
『ごめん。わがままで。』
わがまま久しぶりにした。
《久しぶり》
早く
《え？》
早く消えろ！
《は？せっかく出てきてそれ？何それ？》
うるさい早く消えろ！
消えたかな？
あとから聞いたんだけど
奇跡的に意識が戻ったらしい。