あの子と言う花SECOND 【実/況/者/小/説】 (ページ32)

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キ「早速なんだけどさ…」

『うん』

キ「俺と…付き合って下さい！」

『うん…ってえ！？』

キヨさんの突然の告白に驚きが隠せない。

キ「…ダメ…ですか？」

キヨさんの敬語と上目遣いに驚きつつも勿論答えは決まってる。

『勿論！よろしくお願いします！結婚前提で！』

キ「よっしゃあああああああ！！！ってえ？」

『私、キヨさん以外の人とは結婚できない気がするから結婚前提ね？』

キ「…マジで嬉しい…だって美咲と子作り出来るってことだろ？！」

『何でそっちの方向に行くのさ…』

フ「キヨ、おめでと！」

ヒ「美男美女のカップル誕生だね！」

こ「うちのキヨで本当にいいのか？」

『勿論！あ、皆さんも友達として一番好きですよ！』

こんな感じでふわっとした感じで付き合ったんだっけ。

キ「？美咲どうした？」

『あ、ごめんごめんちょっと昔のこと思い出してた』

來「お父さん！これやる！」

キ「ん？どれどれ」

キヨもすっかりお父さんになっちゃったな…

…ユーちゃん会いたいよ

ピーンポーン

來「私出る！」

『いいよ』

來香も成長している。

來「お母さんー！月島って人が来たー！」

『え！？』

そんな…ユーちゃんが帰ってきた…

キ「良かったな」

キヨは微笑む。

『うん！』

私は今、第三の人生を歩もうとしている。

キヨと、娘と、友達と…そしてユーちゃんと。

ユーちゃん、ありがとね。

紫「酷い！」

私はただただ前髪を切り、後ろ髪を伸ばしたユーちゃんを笑ってみていた。

『あ！私紫パティシエのケー食べたいな』