あの子と言う花SECOND 【実/況/者/小/説】 (ページ49)

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実況者の日常７１ページ49

美咲side

ユーちゃんのメイド姿可愛くね？

ミニスカ可愛いよマジで！

來「紫お姉ちゃんのメイド服似合ってる！！」

紫「そ、そう？」

ユーちゃん、來香の前では優しいんだよね。

キ「美咲も着る？」

『いやです』

私が着たところで可愛くもないし、皆の吐き気を催すからダメ。

來「私、お母さんのドレス着たところ見たい！」

『ダメだよ…皆吐いちゃう』

來香にきらっきらの目を向けられてるけどマジでダメだから…

紫「着ること自体は恥ずかしくないの？」

『は、恥ずかしいに決まってるじゃん///！！』

キ「え～俺見たかったのに…なあ來香」

キヨはすっごく落ち込んで言う。

めっちゃ胸が痛いんだけど…

來「うん…お母さん、お父さんと私のこと嫌いなの？」

『えっと、そうじゃなくて…』

來香が今にも泣きそうな声で言う。

『もし、吐いたらごめんね？』

來「お母さん着てくれるの！？」

『う、うん』

來「やったー！お父さん、お母さん着てくれるって！」

キ「良かったな！」

紫「じゃあ一緒に選んであげる！」

『え？』

ユーちゃんまで賛成なの…？

私とユーちゃんは二階へ向かった。

紫「サーちゃんのクロゼット開けていい？」

『ま、まあ』

ユーちゃんはクロゼットを開けると色んな服をを見て選んでいた。

五分くらい経った時

紫「これで良し！さあ着替えて！」

『えちょ…これは恥ずかしすぎるって！！』

紫「大丈夫！サーちゃんに絶対似合うから！」

『え～…』

紫「じゃあ一階に戻るね」

私が渡された服は水色の肩見せトッブスに白いミニスカ、そして黒い猫耳付きパーカーだった。

『これ着るの…？』

私は怖かったけど、着て見ることにした。

『着て見たけど…何とも気持ち悪い』

紫「サーちゃん！着替えられた？」

『一応…』

そういうとユーちゃんはドアを開けた。

『似合わないよね！ごめんね！今すぐ脱ぐから！』

紫「よしすぐキヨに見せに行こう。フード被って！」

『えちょっとユーちゃん！？』

私はユーちゃんにフードを被せられ、腕を引っ張られながら一階へ降りて行った。

紫「キヨのお姫様連れてきたよ」

『ユーちゃん…これよく考えると全然女王らしくないよね？』

紫「良いから！はいどうぞ！」

ユーちゃんが私の背中を押す。

皆が一斉に私の方を見る。

『あ、えっと…目を汚してしまってすみません！』

キ「…可愛すぎ///」

『…へ？』

來「お母さん本当の女王様みたい！私もコスプレする！」

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