あの国民的アイドルの妹は...。１ (ページ3)

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もう一回ページ3

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A「はぁ...疲れた...」

適当にあった食パンと卵とベーコンで朝食を作ったあと椅子に座り声を漏らしてしまう。

疲れる。この人がいると疲れる。

翔「うまっ！うまいよ！」

ただ、嬉しいことを挙げるとしたら、こうやって朝食を美味いと言って食べてくれるところ。

簡単なものではあるけど作ったものを美味しいと言ってくれるのは嬉しい。

A「お兄ちゃんって本当美味しそうに食べるよね」

翔「美味いものは美味い」

A「ふふ、嬉しい」

翔「.....今の可愛い。もう一回笑って。写真撮るから」

A「.......」

ダメだ。褒めたの損した。

お兄ちゃんのファンの人はお兄ちゃんのこの本性を知ってるのかな。

ファンの人にはお兄ちゃんはやめたほうがいいと言ってあげたい。

A「あ、そうだ。何時に行くの？」

翔「さっき連絡して9時過ぎにここら辺にマネージャー来る事になった」

A「ふーん」

時計を見ると今の時刻は8時半。
あと30分くらいいるのか...。

翔「Aは？」

A「10時にたっちゃん来る」

たっちゃんは私のマネージャー。
年齢は確か30代後半。
ちなみに独身らしい。

バリバリの仕事人で出来る男って感じ。
面倒見が良くてお母さんみたいな人。

私がAKB48に入って事務所に入ったとき不安だった私を安心させてくれたんだ。

初めてのマネージャーがたっちゃんでよかったと心から思う。