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＿＿＿＿＿ とても 久しぶりに
夢、 を 見た。
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布団に潜り込んだままの
身体に感じる
自分の身体に絡まっている 物の感触。
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俺の身体に しがみ付いて
息を殺して眠りについてる、………その姿。
大「……」
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彼女の方が 俺より年上だってのに
愛しさが じわりと込み上げて
胸が ギュっと痛くなった…
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大「夢だったら……
いい、よな……？ こんくらい…さ。」
思わず、胸元に埋もれる
その つややかな髪に指を通し
数回、小さな頭を 撫でる。
(すきだな＿＿＿＿＿ 。)
そう、
想えば想うほどに 好きが増すんだ。
大「……。」
そして、目の前に広がる この光景を
噛みしめるようにして 唇を同時に小さく噛むと
自らも また、瞳を閉じて、
同じ空間の中、一緒に 深い眠りについた。
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大「…んん。」
頭の位置をずらす様に 首を横に持っていくと
急に視界が開けた気がした。
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あ「あ、………有岡、 くん… 起きた…？」
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その…声、に 思わず身体が反応して
ぴくん、と 小さく心臓がはねたのが判る……
大「……っ、」
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それまで、こちらに背を向けて
机に 突っ伏していた様子の先生は
暗がりの中、振り返って
俺を見ると、小さく 笑ったように見えた。
あ「ごめんね…」
大「え？」
あ「目がね…？腫れちゃいけないと思って。」
邪魔だったかな…？
なんて言われて横を見ると、 枕元に落ちた
目元を覆うように置かれていたであろう
温かく濡れたタオルの存在。
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そして、同時に
あぁ……と、 断片的に思い出していく記憶たち…
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作者名：ゆっこ
| 作成日時：2016年7月13日 12時
