続 ページ7
ありがとう。
彼女はそう言って、俺の手に自分の手を重ねた
A「でもね、私まだ爆豪くんのよく知らないから」
この後に続く言葉はほぼ確実にアレだ。
まぁ、そうだよな。
いきなりこんなこと言って引かれるのは当然
でも、勇気を出せてよかった。
初恋は叶わないらしい、か。その通りだな。
ゆっくり彼女の手を掴む力を緩め
離そうとすると、彼女は俺の手を両手で優しく包み込んだ
A「お付き合いする前提で友達になろう」
爆豪「へ？」
A「私は爆豪くんのことよく知らないから」
だから、あなたのこともっと聞かせて？
爆豪「……は？」
プシューっという音とともに
扉が開く。
俺も彼女も降りる駅だ。
彼女はすぐに立ち上がって
電車から降りて行ってしまう。
今の言葉ってどういう…………
呆然とする俺を見かねたのか彼女は
A「何やってんの。置いてくよ？」
彼女は俺の手を引いて、改札をくぐる
爆豪「……どこ行くんだよ」
A「カフェでも行って君のこと聞かせせてもらおうかと思って」
ニカッと効果音がつきそうな笑顔を向けられ
胸がきゅうっとなる
さっきから彼女に振り回されっぱなしだが
それが彼女に惚れた俺の宿命なのだろう
手を引かれて歩く街はいつもより心なしか明るい気がする。
、
、
、
A「ねーえ勝己」
爆豪「んだよ」
A「勝己があのとき声かけてくれなかったらどうなってたのかな」
腕の中のAが俺を見上げて言う
俺はフッと笑うと頬に手を添えて
爆豪「……しらね」
A「でもまぁあのとき声をかけてなかったら私が声かけてたけど。」
爆豪「ハッ。そーかよ」
A「私の初恋を奪った責任は重いぞ、
爆豪くん」
Aがあの日から何一つ変わらない笑顔で言った
、
、
______________________________
謎。
意味わかんないっすね。
the flower for which love is the honey.→←続
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少女 A.(プロフ) - 「可愛いの一言」でソース顔とありますが、しょうゆ顔では？ (2019年10月21日 3時) (
レス) id: 2bf9d410f2 (このIDを非表示/違反報告)
よにきい(プロフ) - リンさん» ありがとうございます。なかなかhit数伸びないので凹んでいたのですごく嬉しいです。拙い文ですがぜひこれからもご愛顧ください。 (2019年7月30日 11時) (レス) id: 8454eeb3a4 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - やばい好きです…!!!!!こうゆう、無意味にイチャイチャするの読みたかったんです!!!!!!!何か元気出ました笑!!!!!これからも楽しみにしてます!!!!頑張ってください!!!!!!!!!!!!!!! (2019年7月30日 8時) (レス) id: a7e144bb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よにきい | 作成日時：2019年6月29日 11時
