加藤くん ページ23
帰り道。
駅までの道のりを勝己と歩いていると
「あれ！？バクゴーじゃん！久しぶり」
学ランに身を包んだ男子が駆け寄ってきた
爆豪「加藤！」
よく顔を見ようとしたら、勝己がさりげなく前に立ち、私を背中に隠すようにする。
加藤「お前、体育祭みたぞー！1位なんてすっげえな！」
爆豪「あんなんじゃ俺は納得できねーよ」
なんだか、同じ学校じゃない人と勝己がまともにしゃべってるの初めてみたかも。
知らなかった一面が見えて嬉しい。
加藤「んで、バクゴーの後ろにいるのは彼女？」
ひょこっと加藤くんは勝己の後ろの私をみる。
おお。やっと顔が見えた。
爆豪「てめっ……」
加藤「あー！金原Aちゃんじゃん！やっぱりかわいい」
A「はじめまして！私の名前まで覚えててくださるなんて……！」
加藤「そりゃ有名だよ〜あんなに強いのにすごいかわいいから」
A「いやいや、そんな。」
加藤「うちの学校……あ、男子校なんだけど、凄い人気だよ！」
目をキラキラさせて言う加藤くん。
素直でいい人そう。
加藤「よかったら連絡先を………」
バシッ
爆豪「そこまでだ。」
勝己が加藤くんの頭にチョップを入れる
あぁ。痛そう。
加藤「いってー！冗談だよ冗談」
爆豪「お前のは冗談に聞こえねー」
A「加藤くん後でこの番号に……」
爆豪「お前もノッてんじゃねぇ！！」
私も頭にチョップを入れられ、あまりの痛さに転げ回る。
加藤「バクゴー羨ましーわ。こんな可愛い彼女いて。俺男子校だから出会いないんだよね」
爆豪「ハッ。ざまーみろ。」
加藤「慰めろよ！」
加藤くんと話してる勝己の横顔は
優しく笑っていて、つられてこっちも笑顔になってしまう。
加藤「じゃー今からバイトだから。またな！」
爆豪「おう」
加藤「Aちゃん、勝己に飽きたらすぐに俺のとこ来なね」
A「ぜひ！」
バシッ
A「痛っ」
、
、
、
加藤くんと別れて2人で歩き始める。
A「加藤くんイケメンだったね」
爆豪「やっぱ会わさなきゃよかった」
A「だから最初私を背中に隠したの？」
爆豪「悪りぃかよ」
A「私は勝己以外見てないよ？」
爆豪「……お前そーゆーとこズルい」
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少女 A.(プロフ) - 「可愛いの一言」でソース顔とありますが、しょうゆ顔では？ (2019年10月21日 3時) (
レス) id: 2bf9d410f2 (このIDを非表示/違反報告)
よにきい(プロフ) - リンさん» ありがとうございます。なかなかhit数伸びないので凹んでいたのですごく嬉しいです。拙い文ですがぜひこれからもご愛顧ください。 (2019年7月30日 11時) (レス) id: 8454eeb3a4 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - やばい好きです…!!!!!こうゆう、無意味にイチャイチャするの読みたかったんです!!!!!!!何か元気出ました笑!!!!!これからも楽しみにしてます!!!!頑張ってください!!!!!!!!!!!!!!! (2019年7月30日 8時) (レス) id: a7e144bb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よにきい | 作成日時：2019年6月29日 11時
