一抹の不安と朝 ページ3
たった今気づいた。
目が覚めて、まず1番最初に探すのは
暑くてどっか行った布団じゃなくて、
うるさい音の目覚まし時計じゃなくて
Aだった。
昨日、抱きしめて寝たのは覚えてる
疲れていたのか早々と寝てしまったAの
頬に乾いた唇でキスをして眠りについたから。
、
自分でも無意識だった。
目をつぶりながら隣で寝ているはずのAを手探りで探して
結構隅々まで探してるつもりなのに
どこにもいなくて不安になった。
そこでけたたましく鳴り響く目覚まし時計に気づいて、冒頭に戻る。
自分でも気づかないぐらい無意識だった。
あぁ。
俺はそれだけあいつがいないと生きていけねぇってことか。
天下の爆殺王が聞いて呆れるわ
カラカラと喉で笑って、寝返りをうつ
A「だぁぁぁぁ！！！！うるさいな！」
キッチンのあたりか。
朝からウルセェ声が聞こえる。
A「目覚まし時計が鳴ってますけど爆豪さーん」
声が近づいてきたかと思うと、うるさかった目覚まし時計の音が静かになった。
A「休みの日に６時起きとか何事だよ」
そう言う自分はもう起きとるだろーが
ツッコミを心の中で入れてまだそばにいるであろうAに向かって手を伸ばす
A「ったくしょーがないなぁ」
しっかりとAを受け入れぎゅうーっと抱きしめる
首に回された手が嬉しくてさらに抱きしめる力が強くなる
すると、
急に力が緩み、Aが離れていく
A「もーおしまい」
そう言ってまたキッチンに戻ってしまう
俺は渋々起き上がり、大きなあくびを１つする
そして寝ぼけ眼でキッチンのA元まで近づき
ゆっくりと後ろから抱きしめる
A「……くっつきたがりめ」
いいだろ。
朝そばにAがいなくて
少しだけ不安になったんだから。
肩にうずめていた顔を少し上げて
頬にキスを落とす
爆豪「……はよ」
A「ん。おはよ。」
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少女 A.(プロフ) - 「可愛いの一言」でソース顔とありますが、しょうゆ顔では？ (2019年10月21日 3時) (
レス) id: 2bf9d410f2 (このIDを非表示/違反報告)
よにきい(プロフ) - リンさん» ありがとうございます。なかなかhit数伸びないので凹んでいたのですごく嬉しいです。拙い文ですがぜひこれからもご愛顧ください。 (2019年7月30日 11時) (レス) id: 8454eeb3a4 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - やばい好きです…!!!!!こうゆう、無意味にイチャイチャするの読みたかったんです!!!!!!!何か元気出ました笑!!!!!これからも楽しみにしてます!!!!頑張ってください!!!!!!!!!!!!!!! (2019年7月30日 8時) (レス) id: a7e144bb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よにきい | 作成日時：2019年6月29日 11時
