続 ページ13
A「やっぱ無理いいいいいいい！」
自分であれだけ言ったんだけど、
やっぱりちょっと不安。
あれから険悪なムードになって一日中勝己に構ってもらえず、
放課後、勝己は呼ばれた場所に
私は、なんとなくそわそわして落ち着かず、
昇降口で勝己を待っていた。
昇降口を出て行く女の子を見るたび、
あの子かな、と気になってしまい、
不安になってきてしまうので膝を抱えて
俯くことにした。
、
、
膝を抱えて待つこと15分
あれから昇降口を通る生徒に不思議そうな視線に耐え勝己を待っていたが来ることはなく、
さらに心配になっていた。
A「来ないなぁ……」
顔を足にうずめて、ため息をつく。
A「早くきてよ……勝己」
頭がくしゃっと撫でられた
こんな乱暴に撫でるやつ、
私は1人しか知らない
ゆっくり顔を上げて、後ろを振り向くと、
A「勝己……」
だるそうに頭をポリポリかく勝己がいた
爆豪「早く帰んぞ」
靴を履いた勝己は私を置いて先に歩いていってしまう
私も急いで立ち上がり勝己の後を追う。
A「勝己、おんぶ！」
爆豪「はぁ？」
A「心配させたバツ」
爆豪「行けって言ったのは誰だよ」
A「そんなこと言わずに…わっ」
すっと、おんぶされ、一気に視界が高くなる
爆豪「なんで待ってたんだよ」
A「やっぱ………ちょっと心配だったから」
爆豪「俺のこと大好きだもんな」
A「否定するつもりはないけどいいかた
ウザくない？」
さっきまでの不安が消え、今は安心に変わる
爆豪「朝、Aに行って来いって言われたときすげぇムカついた。俺だったら絶対嫌だって。」
勝己がゆっくりと話し始める。
爆豪「でも、「私だったら来て欲しいから」って言う言葉がすごい引っかかった。確かに、行かずに無視するのは失礼だなって思った。」
A「そっか」
爆豪「別に、俺のことを好きじゃないわけじゃない。当たり前のことを教えてくれたんだって気づいた。だから、……その、ありがとな」
A「……今日はやけに素直だね」
爆豪「ウッセェ……」
最近、だんだん遅くなってきた日没
まだ高いところにある太陽に照らされながら
私は勝己の頬にキスを落とした
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少女 A.(プロフ) - 「可愛いの一言」でソース顔とありますが、しょうゆ顔では？ (2019年10月21日 3時) (
レス) id: 2bf9d410f2 (このIDを非表示/違反報告)
よにきい(プロフ) - リンさん» ありがとうございます。なかなかhit数伸びないので凹んでいたのですごく嬉しいです。拙い文ですがぜひこれからもご愛顧ください。 (2019年7月30日 11時) (レス) id: 8454eeb3a4 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - やばい好きです…!!!!!こうゆう、無意味にイチャイチャするの読みたかったんです!!!!!!!何か元気出ました笑!!!!!これからも楽しみにしてます!!!!頑張ってください!!!!!!!!!!!!!!! (2019年7月30日 8時) (レス) id: a7e144bb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よにきい | 作成日時：2019年6月29日 11時
