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やっぱりお説教でしたはははつらい
リッパーから。美智子さんはジョゼフさんを締めてるらしいよ
「確かに写真家が口を塞いだのは悪かったです」
「うん」
「ですが、貴方もどうして抵抗しないんですか…本当に」
「えー」
でもねでもね、私にも言い分はあるんだよ。
最強の言い訳。
「でもさ、リッパー」
「何ですか?」
「確かに抵抗しなかった私も悪いのかもしれないけど、抵抗した所で被ダメージ1.5倍の私と、1.5ダメージの写真家。意味無くない?」
「…確かに」
そう、多分私とジョゼフさんは力の差が絶大なのだ。だって非力な私が筋肉おじいちゃんに勝てると思う?無理だよ。つまり私悪くない。
「てかさー、ジョゼフさんお酒飲めないの?」
「…内密にと言われていましたが…まぁ、そうですね。」
「へー、それが恥ずかしいのかな。意外とかわいいとこあるんだね!」
お酒飲めないのね、あの人。かわいいじゃん。
かくいう私も飲めないんですけど法定飲酒年齢未満なので。
ベッドから降りて靴を履く。リッパーは慌てたように止めてる。心配しすぎじゃない?
「じゃあ私もう戻るね!お腹すいた!」
慌てるリッパーを無視して食堂へ戻った。
些か周りの視線が痛いような気がしながら。
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紅茶 - はじめまして!この作品めちゃくちゃ好きです…!!更新大変だとは思いますが頑張ってください!! (2020年5月30日 22時) (レス) id: 9ce8ebd643 (このIDを非表示/違反報告)
ヒッサーメ・ビンジョルノ(プロフ) - 結城@ハスター教信者さん» 優しい人…!!!ありがとうございます…!!! (2020年2月25日 0時) (レス) id: 3046be83b8 (このIDを非表示/違反報告)
結城@ハスター教信者(プロフ) - 番外編反映してないです。 (2020年2月24日 21時) (レス) id: f70674c364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒッサーメ・ビンジョルノ x他1人 | 作成日時:2020年1月4日 0時