ふわふわガールと愉快な仲間たちについて。

ふわふわガールとわがままボーイ ページ7

Aのおかげで、ご飯を目の前にしている僕たちは、ちょうど空いていた二席に座った。

桃李「ま、今回はAのおかげで助かったし。感謝してあげる。」

あ、また。また、憎まれ口叩いちゃった。
嫌われちゃう。

「ん〜、お礼はプリンでいいよ。」

なんて言って、フワッと笑うA。
だから、好きなんだよなぁ。

「私の顔ばっかりみつめて。どうしたの？」

や、やば！つい、見とれちゃった。
ああ〜！なんか、Aといると調子狂うよ！

桃李「はあ！？き、気のせいでしょ？プリンなら僕の家で最高級の物を用意しておくんだから。感謝してよ！」

「へへ、ありがとー」

こうして僕はAと一緒にご飯を食べた。




その頃の執事

弓弦「ああ、坊ちゃま。A様とご飯をとられているのですね。いったい、私の作ったお弁当はどうしろと？…………はあ、まあA様と一緒なら今回は見逃しましょう。」

嵐「あ、一緒にご飯食べましょ！いいわよね、みかちゃん？」

みか「ええよ。ご飯はたくさんの人と囲んだほうがおいしいんやで！」

弓弦「そうですね。では、お言葉に甘えて。」

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